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DTM

Native Instrumentsのサンプラー・kontakt使い方!サンプルやフリー音源を簡単に読み込める


Native Instrumentsからリリースされている「Kontakt」は膨大な音色がプリセットされているサンプラーです。メーカーから追加音色も沢山リリースされていますので、それらを追加して拡張していくことも可能です。

また、Kontaktは自分で用意した素材やプリセットを、様々なツールを使ってオリジナルサウンドを作成することも可能になっています。

今回はKontaktの基本的な使い方やサンプルやフリー音源の読み込み方を解説していきます。

まずはKontaktの基本仕様から解説していきます。

Kontaktの基本仕様

 

  • KONTAKT Play Series:KONTAKTライブラリに加わった新しい3つのインストゥルメントは、独創的でシンプルなインターフェイスと現代的で鮮明なサウンドが特徴。
  • Wavetable synthesis module:革新的なサウンドのハイブリッドなインストゥルメントが作成可能。
  • MOD PACKのChoral、Flair、Phasisから抜粋した新しい追加エフェクトでサウンドを加工することが可能。
  • サンプルをインストゥルメントのインターフェイスにドラッグ&ドロップで、ユニークなサウンドメイキング。
  • 拡張されたエフェクト:新たに追加されたエフェクトは、クリエイティブでリアルな表現が可能です。
  • Creator Tools:ライブラリの作成やエディット作業効率の向上に特化した新しいスタンドアローンアプリを装備。

以上は最新版Kontaktの基本仕様になっています。

システム要件

  • macOS 10.12, 10.13, 10.14 または 10.15(最新アップデート)、i5、4 GB RAM
  • Windows 7、Windows 8、またはWindows 10 (最新Service Pack)、Intel Core i5 または同等の CPU、2 GB RAM
  • 4GB RAM(大容量のKONTAKT Instrumentsには6GB推奨)

ダウンロード/インストールをする際には以上のシステム要件を満たしている必要がありますので注意して下さい。

対応インターフェイス

  • Mac OS X(64ビットのみ):スタンドアローン、VST、AU、AAX
  • Windows(32/64ビット):スタンドアローン、VST、AAX

対応インターフェイスはWindows32bitにも対応していますが、64bitに比べ動作は遅くなります。

Kontakt フリー音源の読み込み方


フリー音源/プリセット音源の読み込み方法は以下の手順で行います。

  1. 写真左にある黄色の囲み枠の「Library」をクリックすると様々なプリセット・サウンドが表示される。
  2. 好みの音色を選択して音色名の左側にある鍵盤マークをクリック。

これで読み込みが完了します。

他のフリー音源/プリセット音源はサウンド・ライブラリー(写真左の黄色の囲み枠)からジャンルを選択し、同様の方法で読み込みます。

プリセット音源の差し替え方法

差し替える時は「別音源をライブラリー(黄色囲み枠)から選択中の音色名(赤の囲み枠)へドラッグ&ドロップ」します。

※ライブラリーで選択した音源を差し替える時は、別音源をクリックすると追加されてしまいますので必ずドラッグ&ドロップで行って下さい

続いてはフリー音源の音作りの方法について解説していきます。

Kontakt フリー音源の音作りの方法

選択したプリセット音源の音色を自分好みに調整するには、写真にある黄色の囲み枠のパラメーターを操作して行います。

各パラメーターの効果はエフェクトに関する知識が必要になりますので、分からない方は「エフェクターの種類と効果一覧!ギター/ベース/シンセ/DAW/プラグイン対応!」を参考にしてみて下さい。

続いてはMIDIの割り当て方法について解説していきます。

Kontakt MIDIの割り当て方法

写真上の黄色の囲み枠で使用したいMIDIを選択し、写真下の赤い囲み枠で上とは異なる番号のMIDIチャンネルを選択します。

※同じ番号のMIDIチャンネルを選択しないように注意して下さい。

Kontakt フリー音源の追加方法

様々なメーカーからKontaktで使用できる音源が販売/配布されていますので、それらを読み込んで使用することが可能です。

人気のフリー音源「ChillerScapes Horror Demo」を追加する場合の手順を解説してみます。

  1. ChillerScapes Horror Demoをダウンロード。
  2. ダウンロード後、Zipファイルを解凍。

まずは、この手順で音源をダウンロードし解凍します。

解凍したフリー音源の読み込みと管理に関しては、こちらの動画を見ると分かりやすいと思います。

動画でも詳しく解説されていますが手順は以下の通りです。

  1. 「Database」タブを選択して「DB Options」をクリック。
  2. 「Add」をクリック。
  3. 「音源フォルダ」を選択後に「開く」を選択。
  4. 「Update」をクリック。
  5. 「Instr」タブを選択すると、Kontaktで使用可能な音源が表示。
  6. 使用したいプリセット音源をドラッグ&ドロップで読み込む。

こちらが動画で解説している手順です。

※音源をKontaktで使用する際には音源名を変更しないようにして下さい。変更してしまったりフォルダを移動してしまうと音源を読み込むことができなくなります。

Kontaktで使用する音源は専用のフォルダを作成して管理するのがおすすめです。

音源を1つのフォルダへまとめたら、そのフォルダを「Add」でDatabaseへ追加すると便利です。

※新たにフォルダへ音源を追加した際は「Update」をクリックを忘れずにして下さい。また、音が鳴らない不具合もフォルダの移動と「Update」をクリックしていないことが原因の場合が多いので注意して下さい。

まとめ

Kontaktの使い方を解説してきましたが、まとめに入ります。

  • KontaktはサンプラーなのでDAWと併用して音楽制作をする。
  • システム要件の2倍くらいのPCスペックがあると快適に動作する。
  • フリー音源追加後は1つのフォルダにまとめると便利。
  • フォルダをまとめたら必ず「Update」すること。

Kontaktはフリー音源も豊富なので非常に便利なサンプラーですが、フリー音源を追加するとPCのHDDの容量の減りが早くなります。(フリー音源の容量が意外と大きいため)

PC内部のHDDではなく、最低でも1TB程の外付けHDDを使用してKontakrの音源を管理することをおすすめします。

また、KontaktはDAWと併用して音源を作成していきますがDAWと同時に使用するには市システム要件を満たしていてもPCの動作が遅くなることがよくあります。

CPUメモリは大きい方が良いですので、Kontaktを使用して本格的に音楽制作するのであれば快適に動作するようにPCをカスタマイズすると良いと思います。

DTMを快適に行うためのBTOパソコンを購入するのもおすすめです。BTOパソコンに関しては「DTMに使うBTOパソコンに必要なスペック!デスクトップ・ノートパソコンでまとめたよ」をご覧下さい。

この記事をKontaktを使用する際の参考にしてみ下さい。