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ギター

エレキギターの弦交換の張り方・巻き方まとめ!テレキャスタータイプでもこれでバッチリ!


『エレキギターを始めたんだけど弦の張り方、巻き方がわからない…』

『テレキャスタータイプの弦交換は方法が違うの?』

 

エレキギターを買ってまずはぶつかってしまう壁の一つの弦交換

特に始めたばかりのうちは、弦をすぐに切ってしまい戸惑ってしまいますよね。

 

今回はそんな悩みを一気に解決できるよう、エレキギターの弦の張り方、巻き方についてギターのタイプ別にまとめました。

 

まずは必要なもの!

エレキギターの弦を張るのに必要なものを紹介していきます。

ニッパー

ニッパーは新しい弦を切るために必ず必要です

 

稀に新しい弦を切らずに伸ばしっぱなしのままプレイされているアーティストの方がいらっしゃいますが、一般的にはとても危険なので切ることをお勧めします。

 

また、金属製の太い弦を切るため、ある程度大きく丈夫なものであると良いと思います。

 

新しいギターの弦

これは当たり前と言ってしまえば当たり前なのですが、新しいギターの弦が必要です。

 

ギターの弦には様々な太さがありますがここでは一般的な太さを紹介したいと思います

 

ストラトキャスタータイプ スーパーライトゲージ(0.009〜0.042インチ)
テレキャスタータイプ スーパーライトゲージ(0.009〜0.042インチ)
レスポールタイプ レギュラーライトゲージ(0.010〜0.046インチ)

 

 

おまけ あれば便利なもの

プラスアルファであれば便利なものもご紹介していきます。

ストリングワインダー

ストリングワインダーとは弦を巻くときに、ペグを回す道具です。

 

必ずしも必要というわけではありませんが、あれば作業も早く終わり綺麗に仕上げることもできます。

 

価格も500円ほどでお手軽なので1つは持っておくことをお勧めします。

 

クリーニングクロス

こちらは古い弦を外した後に楽器本体を拭いてあげるためのものです。

 

大切な楽器を綺麗に保ってあげるためにも、あるととても便利です。

 

こちらもストリングワインダーと同様に、500円くらいで販売されているためお手頃なものとなっています。

 

またメガネ拭きなどで代用することも可能です。

弦の張り方・巻き方

いよいよ弦の張り方・巻き方を順を追ってご紹介していきます。

古い弦を外す

道具も揃ったところで、次はいよいよ弦の交換に入っていきます。

まずは古い弦を外すために、ペグを回して弦を緩めていきます

ペグは奥に回すと弦の張りが強くなり、手前に回すと張りが弱くなるようになっています。

今回は弦を外すので、手前側に回して緩めていきます

そしてある程度緩んできたら弦の真ん中あたりで弦を切ってあげましょう。

弦を取り外す

弦を切ることができたら弦を取り外しましょう。

 

ヘッド側に残った弦は、ペグから外しボディ側の弦はボディ裏の穴から抜き取ってあげましょう。

またこのとき古い弦の先端はとても鋭く危険なため、安全に注意して行ってください。

ボディを綺麗に拭いてメンテナンス

 

弦を外し終わったら、クリーニングクロスなどでギターのボディ指板などを綺麗に拭いてあげましょう。

大切な楽器を長く綺麗に使うには欠かせない行程ですね。

新しい弦を張っていく

 

次は新しい弦の交換です。

 

これより前の行程は、フロイドローズタイプを除いてほとんどのエレキギターで共通のものとなっています。

 

しかしここから先の行程は大まかに分けると、

  • ロトマチックタイプ
  • クルーソンタイプ
  • レスポールタイプ

の3タイプに分けることができます。

ロトマチックタイプ

ロトマチックタイプはペグポストが横向きについているもので、特に初心者向けのギターに多いタイプです。

まずはボディ裏の穴から弦を通します

 

弦の根元にはそれぞれ色がついているのでしっかりと確認してから、弦を取り付けてください。

 

またこの時、弦が穴の中で引っ掛かってしまうことがあるのでしっかり引っ張って確認してください。
弦をブリッジに通し、溝に通す

穴を通すことができたら、ブリッジの溝にあわせてしっかり伸ばしましょう。

弦をナットの溝にあわせてペグポストに弦を通す。

弦をしっかり伸ばしてナットの溝にあわせてください。

 

この時必ず溝の場所が間違っていないか確認してください。

 

その後ペグポストを弦の方向に向けておき、弦を通します。

適度な長さを取り、折り曲げる。

ペグに巻きつける分の長さだけ余分に取り、弦を折り曲げます。

 

この時巻きつける長さにも適切な長さがあるので少し紹介したいと思います。

 

巻きつける長さ(何個先のペグあたりか)
6弦 2個先
5弦 2個先
4弦 2.5個先
3弦 2.5個先
2弦 3個先
1弦 3個先

 

右手で弦を押さえながら、巻いていく
次に弦を巻いていきます。

ペグを回していく際に、先ほど紹介したストリングワインダーを使用すると作業がより楽に早くなります。

 

また、写真ではしていませんがもう、片方の手で巻き取る部分の近くを押さえながら行うと綺麗に巻き取ることができます。

最後に余分な弦を切る。

弦をある程度貼ることができたら、余分な弦を切り取ってあげましょう。

 

弦の先端はとても鋭いため、眼などに当たると非常に危険です。

注意して作業を行ってください。

 

クルーソンタイプ

クルーソンタイプはペグポストが上向きについているタイプのギターです。

主にFenderのギターに見られる仕様で、基本的な行程はロトマチックタイプとほぼ同じです。

 

異なるのは、弦をペグポストに差し込む作業であり

弦の先2センチほどを折り曲げ、ペグポストに差し込んでください。

 

レスポールタイプ

テイルピースに弦を通す。

レスポールタイプはストラトキャスタータイプや、テレキャスタータイプとは異なり

ボディの裏に穴は開いておらず、テイルピースという部分に弦を通します。

 

このテイルピースはブリッジの下側についており、取り外すことも可能です。

弦をブリッジの溝に合わせる。

テイルピースの中に弦が引っかからないように弦を引っ張り

しっかりとブリッジの溝に合わせましょう。

弦をナットの溝にあわせてペグポストに弦を通す
弦をしっかり伸ばして、ナットの溝にあわせていきます。

 

レスポールタイプはストラトキャスターなどとは違い、ペグが3つずつ左右に分かれています。

 

左の上から4、5、6弦

右の上から3、2、1弦

 

という順番になっているため、間違わないように注意しましょう。


弦を余分な長さを取り、巻いていく
ロトマチックタイプの所に書いてある表に従い、ペグに巻きつける分の長さを取りっていきます

 

長さを決めたらその場所を折り、ペグポストにあわせてペグを回していきます。

 

この時、右手で張っていく弦を押さえながら巻くと綺麗に巻くことができます。

 

フロイドローズタイプ

フロイドローズの弦交換はブリッジの下にギタークロスやタオルを敷きます。

次にロックナットを六角レンチを使い外し、弦を緩めて外します。

※ナットの溝を潰さないように注意して下さい。劣化したナットは溝が潰れ易くなっている場合があります。

続いてはブリッジ側のサドルを六角レンチで緩めて弦を外します。

弦のボールエンドをニッパーでカットします。

ボールカットした弦をサドルに入れ、六角レンチでサドルを締めます。そして、ペグを回して弦を張っていきファインチューナーでチューンングを合わせます。

※この時に弦が外れないようにサドルをしっかり締めて下さい。また強く締めすぎるとサドルが割れますので注意して下さい。

チューニングの仕方

弦をある程度貼ることができたら、チューニングをしましょう。

変えたばかりの新しい弦はチューニングが狂いやすく、6弦から順にチューニングした後

再び確認すると、チューニングが狂っていることも多々あります。

 

よって弦を張り替えてから数日はチューニングには特に気を使った方が良いでしょう。

 

また、初心者の方にありがちなミスとして『1オクターブ上や下の音に間違ってあわせてしまう』ということがあります。

 

やはり弦交換の後は、特にチューニングに注意すべきだと言えるでしょう。

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まとめ

 

今回は『エレキギターの弦の張り方、巻き方』についてまとめてみました。

 

エレキギターの弦は消耗品であり、切れてしまったり、少しの間弾かないと錆びてしまったりします。

エレキギターを弾くのであればずっと付き合っていかなければならないメンテナンス

それが弦交換です。

 

また、初めのうちはなかなか上手にいかないと感じてしまう弦交換ですが

慣れてしまえばとてもスムーズに綺麗にできるようになります。

そしてスムーズにできるようになれば、ライブなどでのハプニングなどにも対応できます!

 

エレキギターの弦交換は一ヶ月に一度の頻度を目安に行ってください。

初心者のうちは一弦などの、細い弦を切ってしまいがちなのでストックとして常備しておくのもいいでしょう。

ある程度慣れてきたり、音を変えてみたいなど思った時は、他の太さの弦に挑戦して見るのもいいと思います。

 

それでは正しい弦交換を行い、充実したギターライフを送ってください!