本ページはプロモーション(広告)が含まれています。

ピアノ

初心者でも見やすいピアノコード一覧!伴奏に使える3つの簡単コードの覚え方


憧れの曲をピアノで弾きたい!と思った経験はありませんか?

そんな時に気軽に挑戦できる初心者の方への勧めがコードです。

このコード、

3つを覚えるだけで、初心者でも十分両手でピアノを弾いて楽しむことが可能

になるのです!

中でも「主要3和音」という3つの基本中の基本のコードを覚えることで、弾ける曲のレパートリーが驚くほどに広がります。

今日はそんな便利な3つのコード「主要3和音」について誰でもわかるよう簡単にお話ししたいと思います!

ピアノのコードが弾けるメリット

クラシックの楽譜では必ず左手の伴奏も書いてあり、その通りに演奏するのが基本です。

当然音を読む訓練必要ですし何年もかけて知識、技術を習得するのがクラシックです。

しかしコードを使うと、メロディーは何となく弾くことが出来たり、学校の音楽の教科書のように右手のみ楽譜が書かれた場合にコードを当てはめて演奏することが可能になります。

そのため覚えておくととても便利なのです。

クラシックのような大作曲家の曲とは違い、ポップスや童謡などの普段の生活でなじみの曲を気軽に弾くことが可能になります。

また、弾き語りの際も左手でバスの音を押さえ、右手でコードを弾くだけで成立してしまいます。

コードには沢山の種類がありますがまずは主要3和音を覚えることでピアノ演奏や弾き語りの幅が無理なく大きく広がり、自由度が増えます。

それでは次にコードを実際に見てみましょう!

初心者でも見やすいピアノのコード一覧

まずはこちらのコード一覧を見てみましょう!

コードの一番上にメジャー、マイナー、セブンス、サスフォー、ディミニッシュと書いてありますね。

まず、このメジャーとマイナーについてお話します。簡単に一言で言うと・・・

●メジャー→明るい響き

●マイナー→暗い響き

と覚えておくとよいでしょう。

一度表に沿って鍵盤を押さえてみることをお勧めします。

そしてこのCDE…ですが、これは必ず覚えてください

コードネームの場合、普段よく使われているイタリア音名のドレミ…ではなく、英国音名のCDEFGABを使用します。

この後の「主要3和音」では左上からの3つ、C,F,Gを紹介します。C→ド、F→ファ、G→ソとなります。(この表では初心者向けに一部のコードを紹介してあります)

メジャーとマイナーの簡単な弾き分け方

明るい響きのメジャーコードと暗い響きのマイナーコードですが、これらを簡単に弾き分ける方法があります。

メジャーとマイナーの違い

メジャーとマイナーは「ルート、3度、5度」の3つの音で構成されています。

表にある通り、メジャーコードの3度の音(真ん中の音)を半音下げるとマイナーになります。

つまり指を1本ズラすだけでマイナーを弾くことができます。

これは全てのメジャーとマイナーのコードに当てはまります。

メジャーやマイナーというと難しく聞こえるかもしれませんが、実際は3声和音の3度の音をズラすだけの簡単なものです。

メジャーかマイナーの好きな方を覚えて、3度の音をズラしながら覚えるようにしてください。

セブンスとは

セブンスとはメジャーやマイナーのような3声和音ではなく4声和音(4音構成)になります。

セブンスとは3声和音に7度の音を追加したものです。

C7はCに、ルート(ドを1として)から数えて7音目のシの音を♭させたものを追加します。

CM7(Cメジャーセブンスと読みます)は7度の音を、そのまま追加します。

Cm7はCmに7度の音をフラットさせたものを追加です。

このように「7度の音」を追加することから「セブンス」と呼びます。

メジャーやマイナーに指1本追加(7度の音)するだけで、セブンスコードを弾くことができます。

伴奏に使える3つの簡単コードや覚え方は?

いよいよ伴奏に使える3つのコードについてです。これを覚えるだけで両手で演奏することが可能になります!すごいですね!

この3つのコードですが「主要3和音」といいます。

コード=和音となります。

先ほどもお伝えしたC,F,Gのコードですが、これはCメジャーの主要3和音となります。

調には全部で24調あるのですが、まずは基本であるCメジャー(ハ長調)白鍵のみで演奏できるものをご紹介します。

◆まずはCメジャーの基本形のコードの位置を確認して押さえてみましょう!

C(ド)の音がルート(根音)となっています。C,E,G(ドミソ)を押さえます。

◆次にFメジャーの基本形のコードの位置を確認して押さえてみましょう!

F(ファ)の音がルート(根音)となっています。F,A,C(ファラド)を押さえます。

次にGメジャーの基本形のコードの位置を確認して押さえてみましょう!

G(ソ)の音がルート(根音)となっています。G,B,D(ソシレ)を押さえます。

何ともこの3つを押さえることが出来れば色んな曲が弾けてしまうのです!!

ただ、CからFまでは4度音程が離れているので鍵盤のポジションの移動に少し時間がかかってしまいますね。

そこで、次は近くにある音でこの3つのコード弾くために役に立つ「転回」について次は触れていきます!

簡単なコード転回方法

転回の鍵盤の位置についてみてみましょう。

◆Cメジャーの転回系

1番上が基本形となります。真ん中の第1転回では何が起こっているかわかりますか?

そう!1番下にあったC(ド)の音が1オクターブ上のドに移動して第1転回となります。

そして2転回も同様、1番下にあったE(ミ)の音がまた1オクターブ上に移動しています。

そして最後第2転回の1番下のG(ソ)を1オクターブ上に移動すると初めの基本形に戻るという仕組みです。

弾く高さがどこであれ押さえる音が同じであれば、同じCメジャーのコードとなるのです。

同様にFメジャーの転回系を見てみましょう!

◆Fメジャーの転回系

1番下にあったF(ファ)の音が1オクターブ上のファに移動して第1転回となります。

そして2転回も同様、1番下にあったA(ラ)の音がまた1オクターブ上に移動しています。

そして最後第2転回の1番下のA(ド)を1オクターブ上に移動すると初めの基本形に戻ります。

続いてはGメジャーの転回系です。

◆Gメジャーの転回系

1番下にあったG(ソ)の音が1オクターブ上のソに移動して第1転回となります。

そして2転回も同様、1番下にあったB(シ)の音がまた1オクターブ上に移動しています。

そして最後第2転回の1番下の(ド)を1オクターブ上に移動すると初めの基本形に戻ります。

そしてこの転回を利用して無理な移動なく伴奏をすることが可能になるのです

その例が次の画像です。

◆伴奏に適した転回系を組み合わせた主要3和音

どうですか??転回系を組み合わせることで随分近くで3つのコードを弾くことが可能になりましたよね?


まずはこの3つのコードをスムーズに弾けるようになるように練習しましょう。

このコードをスムーズに押さえることができれば色んな曲を弾くことが出来るのです!

主要3和音の応用編

主要3和音にマイナーコードを1つ足すだけで、非常にメロディアスな曲を弾くことが可能になります。

ハ長調の主要3和音である「C、F、G」は明るく、童謡のような雰囲気のコード進行です。

この「C、F、G」に「Am」をプラスし、以下のようなコード進行で弾いてみます。

F、G、C、G

F、G、Am

実際に弾いてみると、Amが1つ追加されただけで、かなり雰囲気が変わることが、お分かりになると思います。

これはポップスなどで使われる、定番のコード進行の1つでもありますので、主要3和音の動きに慣れてきたら、こちらも試してみてください。

続いてはどんな曲が弾けるのかご紹介したいと思います。

こんな曲も弾けるようになる!

3つのコードを習得したら次は実際に曲の演奏に挑戦してみましょう!

ここではこの3コードを用いて作られている有名な曲をジャンル別に少しご紹介いたします。

ポップス

「さくら」「少年時代」「翼をください」「ルージュの伝言」「壊れかけのRadio」「恋に落ちて」「愛を込めて花束を」

童謡

「手をたたきましょう」「おもちゃのチャチャチャ」「春の小川」「虫の声」「朧月夜」「ハッピーバースディ」「でんでんむし」「思い出のアルバム」

アニメ・特撮ソング

「ウルトラマンのうた」「飛べ!ガンダム」「おしえて~アルプスの少女ハイジ~」

これはごくごく一部です。これだけでもこの3つのコードがどれだけ重要かよくわかりますね!

YAMAHAのぷりんと楽譜」なら、お店に行かなくても1曲~楽譜が手に入ります

・最新曲がすぐ入荷
・実際に弾いている動画で曲を確認できる
・無料でダウンロードできる曲あり♪

家で印刷してすぐ弾けます
↓↓

家に置くなら電子ピアノかな?という場合はこちらの記事にまとめています!

⇒電子ピアノの寿命・耐用年数はどれくらい?クラビノーバ・カシオ・カワイで丈夫なのはコレ!壊れた場合の修理費用もチェック!

まとめ

いかがだったでしょうか?ピアノを始めるのに高いと思っていた少し敷居が低くなったのではないでしょうか?これなら今日からでも始められそうですね!

まずは弾いてみたい曲の右手のメロディーだけをたくさん練習して、それに3つのコードを当てはめていくと良いでしょう。

ピアノの楽しみ方は様々、この様な方法も1つの楽しみ方です。

そして、この3つのコードは保育士を目指している方にも大いに約立つはずです。

保育園や幼稚園で歌う童謡などは、この3つのコードで出来ているものが沢山あります。

また、1ランク上の演奏に挑戦する場合、この3つのコードで様々な伴奏系を習得するとその曲に応じて曲の雰囲気を出すのに役立ちます。

まずはピアノを楽しむ第一歩として挑戦してみて、さらに本格的にピアノを習得したい場合はプロの講師からアドバイスをもらうのも良いでしょう。

大人の初心者の方が思っているよりも、近年の街のピアノ教室の先生達はピアノ初心者の方に対してとてもウェルカムな教室づくりをされています。

ピアノを始めるのに年齢は関係ありません!

まずは初心者でも習得できる3つのコードからピアノに挑戦して楽しいピアノライフの第一歩を踏み出してみてください!