本ページはプロモーション(広告)が含まれています。

DTM

Fl Studioアップグレード方法/バージョンアップ方法を解説!ライフタイムアップデートフリーとクロスグレードについて詳しく!


多くのDAWソフトは数年に1度、必ずアップデート(アップグレード)があり、その度に数万円の費用がかかります。そのため継続使用するには、初期購入費用と合せて10万円以上もの出費になる場合もあります。

しかし、Fl StudioはDAWソフトの中で唯一、アップデート費用が永久に無料です。

今回はFl Studioのアップデート/アップグレード、「ライフタイムアップデートフリー」やクロスグレードについて、これからDAWを購入する初心者の方にも分かり易く解説します。

まずは、アップデート/アップグレードについて解説します。

Fl Studio アップデート/アップグレードとは

まずは「アップデート」と「アップグレード」について詳しく解説します。

アップデート

アップデートには「メジャーアップデート」と「マイナーアップデート」の2種類があります。

どちらのアップデートの内容も「エラーの改善」や「新機能の追加」といった内容ですが、多くのDAWソフトは「メジャーアップデートは有償」「マイナーアップデートは無償」となっています。

メジャーアップデート

これは例えばですが「Fl Studio 20」から「Fl Studio 21」に新しくするアップデートです。

※パソコンの「Windows 7」を「Windows 10」にするようなものです。

マイナーアップデート

定期的にカスタマーサポートから届く「更新通知」をクリックして、アップデートするものです。

例えば「Fl Studio 20.1」から「Fl Studio 20.2」に更新するようなもので、バージョンの小数点以降が変わるアップデートです。

アップグレード

現在、リリースされているFl Studioのエントリーモデル(最も安いもの)は「Fl Studio 20 Fruity」ですが、これを上位グレードの「Fl Studio 20 Producer」などにグレードを上げることを「アップグレード」と呼びます。

簡単に説明するとソフトの買い替えです。

※携帯電話で例えると「iPhone 7」から「iPhone X」に機種変するようなものです。

続いてはFl Studio独自の「ライフタイムアップデートフリー」について解説します。

Fl Studio ライフタイムアップデートフリーについて

Fl Studioには他のDAWソフトには無い「ライフタイムアップデートフリー」というものがあります。

これは先程、解説した「メジャーアップデート」が永久的に無償で行えるというものです。

更に、日本未発売の海外バージョンへのメジャーアップデートも可能です。(海外サイトへアクセスする必要があります)

「Fl Studio 20 Fruity」から「Fl Studio 21 Fruity」へのアップデートが無償で行えます。また更に最新の「Fl Studio 22 Fruity」がリリースされた場合も無償アップデートが可能です。

つまり最新版がリリースされる度に、無償でアップデートをすることができます。

「Fl Studio 20 Fruity」から「Fl Studio 20 Producer」へ変更する場合、こちらは「アップグレード」になりますので「ライフタイムアップデートフリー」対象外です。

※「ライフタイムアップデートフリー」を使用するには「公式サイト」で、商品登録する必要があります。

最上位グレードの「Fl Studio Signature」を新規購入しても他社のソフトよりも低価格(3万円以下)で入手可能です。

更に、「ライフタイムアップデートフリー」というシステムで永久的に無償で最新版にアップデートが可能ですので、最上位グレードを購入して無償アップデートをしていく方法が個人的にはおすすめです。

続いては、クロスグレード版について解説していきます。

Fl Studio クロスグレード版とは

クロスグレードとは他社のDAWソフトからFl Studioに乗り換えをするものです。

クロスグレードをすることで定価よりも安くFl Studioを入手することが可能です。

しかし、乗り換えには条件があり「指定された他社のDAWソフトからのみクロスグレードが可能」です。

クロスグレードの対象ソフト一覧

  • Propellahead : Reason
  • Bitwig : Bitwig Studio
  • Ableton : Live
  • Steinberg : Nuendo / Cubase
  • Cakewalk : Sonar
  • Apple : Logic Pro
  • Avid : ProTools
  • Magix : Sequoia / Samplitude
  • MOTU : Digital Performer
  • PreSonus : Studio One Professional
  • Internet : Singer Song Writer / ABILITY
  • Sony Creative Software : ACID / Vegas
  • Novation : Launch シリーズ
  • Native Instruments : TRAKTOR / MASCHINE / KOMPLETE KONTROL S シリーズ

最近、購入や更新のシステムが複雑かつ、維持費もかかるようになってしまった「Avid ProTools」からの乗り換えも可能になっています。

Fl StudioはEDMなどのクラブミュージック系のサウンドに強いので、他社のDAWソフトでクラブミュージック系の音楽制作をしている方は乗り換えをしてみるのも良いと思いますy。

クロスグレード版の購入について

有償の他社製品(DAWソフト)を使用中のユーザーが対象です。

例えば「Protools」からクロスグレード版を購入し「Fl Studio」に乗り換えをしても使用中の「Protools」は使うことができます。

※Fl Studioの「デモ版」、「体験版」、「OEM版」、「バンドル版」への乗り換えをすることはできませんので注意して下さい。

クロスグレード版の申込みについて

クロスグレード版を購入する際に申込みは不要です。

しかし、購入後にパッケージ同梱のクロスグレード版専用ユーザー登録用紙を国内代理店HOOKUPへFAX、または郵送します。その際、登録用紙に対象商品の確認できる証明をコピーして添付する必要があります。

※この手順でユーザー登録をしないと、サポートが受けられませんので注意して下さい。

Fl Studioの種類

現在リリース中のFl Studioは「Fl Studio 20」で、クロスグレード版を含め4つのグレードに分かれています。

FL STUDIO 20 Fruity

「FL STUDIO 20 Fruity」はエントリーエディションで最も価格の安いモデルです。

上位グレードと同じシーケンス機能を内蔵していますが、オーディオトラックはカットされています。

FL STUDIO 20 Producer

「FL STUDIO 20 Producer」は基本エディションです。オーディオトラックを含むFL STUDIO 20の主要機能が全て備わっています。

上位エディションのSignatureと比べ7種類のプラグイン(NewTone、DirectWaveFull、Harmless、Fruity Video Player 2、Hardcore、Pitcher、GrossBeat)が非搭載です。

FL STUDIO 20 Signature

「FL STUDIO 20 Signature」の最上位グレードです。基本エディションと数千円しか変わりませんので、DAWを長く続けてい方はこちらを選んでも良いと思います。

クロスグレード版

「FL STUDIO 20 Signature クロスグレード版」は最上位グレードに対象の他社製品から安く乗り換えできるプランです。約一万円ほど安くシグネチャーが入手可能です。

まとめ

Fl Studioのアップデート/アップグレードについて解説してきましたが、まとめに入ります。

アップデート/アップグレード

  • アップデートは使用しているグレード(モデル)の最新版に更新すること。
  • アップグレードは上位グレードのソフトに買い替えること。(有償)

ライフタイムアップデートフリー

  • 使用しているグレードの最新版がリリースされる度に、永久的に無償でアップデートが可能なシステム。
  • 「ライフタイムアップデートフリー」を使用するには公式サイトに製品登録が必要。

クロスグレード版

  • 他社のDAWソフトからFl Studioに、定価より安く乗り換えするシステム。
  • クロスグレード対象の他社製品を確認してから購入すること。
  • クロスグレード版を購入後に「クロスグレード版使用の申込み」が必要。

以上のポイントをアップデート/アップグレードや購入の参考にしてみて下さい。