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トロンボーン

トロンボーンマウスピース初心者の練習法は?ロングトーンはここに気を付けたら上手くなる!


吹奏楽やオーケストラの中でトロンボーンは金管楽器として重要な楽器の1つです。

トロンボーン初心者が練習で良い音を出すための基本として、マウスピースを使った練習法があります。

そしてトロンポーンの初心者は良い音を安定して出せるようになる為に、ロングトーンの練習法を実践する事はとても大切です。

今回は、マウスピース初心者の練習法とロングトーンの練習法をのコツをご紹介していきます。

トロンボーンの初心者はマウスピースの練習が大切!

トロンボーンの初心者は楽器を持つ前に、マウスピースだけを持って練習する事から始めましょう。唇から直接マウスピースへと音を振動させる事が演奏する時の基本になるからです。

それでは、具体的にマウスピースでの練習法はどんなことをすればいいのでしょうか。1つずつみていきましょう!

アンブシュアは頬に息が入らないように

マウスピースの練習をするために以下の正しいアンブシュアをしっかりと身につけておきましょう。

  1. マウスピースの中央に唇を寄せつつ、横に引っ張り過ぎないように注意する。
  2. マウスピースの音が口の横から漏れないように、両方の頬に息が入らないようにする。
  3. 体に力を入れ過ぎないように注意しながらリラックスした態勢で、トロンボーンのマウスピースやロングトーンを吹く練習法を行う。

 

それでは次に、トロンボーンを吹くための準備体操としてバズウィングという練習方法があるので見ていきましょう!

マウスピースでバズウィング練習をしよう

はじめからいきなりトロンボーンの初心者が楽器で練習すると、理想の音が出なくて難しく感てしまうかもしれません。ここで挫折してしまうかたもいるくらいです。

挫折しないために、トロンボーン初心者はいきなり楽器本体を吹くのではなく、マウスピースを使って唇を震わせる練習法からスタートする事をお勧めします。

マウスピースで音を出す訓練は、スポーツで言うといわゆる準備運動みたいなものです。

マウスピースだけを使って、唇のウオーミングアップにより音を出す感覚をつかむ練習法の事を「バズィング」と言います。

  1. 初心者はいきなりトロンボーンを持たず、最初に唇だけを振動させて音を出す練習法を実践する。
  2. トロンボーンのマウスピースを唇につけて振動音を出す。
  3. トロンボーン本体で音を出してみる。

これを毎日・順番にゆっくり焦らずに行う練習が理想的です。

バズィングをしてみていかがでしたか?・・もしかしたら思うように出来ない人もいたかもしれませんね。

原因は唇の力加減のせいかもしれません。

トロンボーンを吹く時に、唇の力加減はどの位に調整したらよいのでしょうか。唇の力加減について見ていきましょう!

唇に力を入れすぎない

理想的な練習法はマウスピースだけを利用して唇の振動音を出す事なのですが、トロンボーンの初心者にとって一番難しいのは唇の力加減がよく解らない事ではないでしょうか。

唇の力加減でどんなことに気を付けていけばいいのでしょうか。

  1. 唇の理想的な力加減のバランスは口の上下が開き過ぎないように気を付けて練習法を行う。
  2. 唇にトロンボーンのマウスピースを強くあてて、締めすぎないように気をつけて練習法を行う。
  3. トロンボーンのマウスピースを唇に当てた時、横に引き過ぎないよう気を付けて練習法を行う。

このように練習法を少し気を付けて意識するだけで、だいぶ違ってくると思います。マウスピースや唇の感覚が解ってきたでしょうか。マウスピースだけを使って唇の振動音を出す練習法になれてきたら、今度は狙った音を外さないようにするための練習をしましょう!

マウスピースで狙った音を吹く

トロンボーンのマウスピースだけを使って唇の振動音を出す練習法になれてきたら、次は、狙った音を吹けるように練習法を進めていきます。練習を始めたばかりだと、狙った音がなかなか出ないと思います。

初心者の内は、ピアノの鍵盤を鳴らしながら、トロンボーンのマウスピース音を確認しつつ音を出してゆく練習法もよいでしょう。

これらの練習法により、マウスピースで色々な音を狙って出せるようになるとトロンボーンで拭いた時に、びっくりする程、楽に色々なトロンボーンの音をしっかり狙って出せるようになります。

低い音を出したい時は、唇を少しずつ緩めて隙間を大きくする練習法を実践する。

高い音を出したい時は唇を中央にして、少しずつ縮めて隙間を狭くする練習法を実践する、というところに気をつけていきましょう!

唇やマウスピースで音が出るようになり、狙った音も出せるようになってきたら、今度は出した音にリズムを付けるための「タンギング」の練習をしていきましょう。タンギングの練習法を1つずつ見ていきましょう!

タンギングは「た」と言うように

トロンボーンの初心者にとって大事な練習法であるマウスピースやロングトーンの練習法を行う事で段々に、トロンボーンの音が簡単に出るようになってきます。次はタンニングという練習法へと進みましょう。

タンギング練習法とはトロンボーンの音を出した時に、舌先の力加減によりトロンボーンの音の区切りをつける技術の事です。

トロンボーン初心者の場合、まず、マスターしなければならないタンギングは「シングルタンギング」です。

  1. トロンボーン初心者のための、シングルタンギングのやり方を具体的に書いていきます。トロンボーン初心者はマウスピースで音を出しながら、舌先でTAと発音させる練習法を行う。
  2. トロンボーン初心者は舌先をTAと発音させながら歯の裏側から離れさせ、又、元の場所に戻す練習法を行う。

3・トロンボーン初心者は舌や喉・顎・肩などに出来るだけ力を入れないように注意する。

タンギングと一緒にロングトーンという練習もとても重要な練習法となります。

次はロングトーンで一貫した音が出る練習法を見ていきましょう!

ロングトーンで一貫した音が出るように

ロングトーンとは、音を安定させ、キレイな音の出し方を唇に記憶させるために大切な練習法です。唇を振動させる練習のバズィングやマウスピースによるロングトーンが大切です。ロングトーンに慣れていない人は、音がちゃんとまっすぐに出ない・音が途中で短く途切れてしまう・高音や低音が苦手などと感じる事が多いようです。

ロングローンは演奏と違って単調な練習なので苦手意識を感じる人もいますが、ロングトーンをさぼってしまうといつまでたっても良い音が出てきません。逆にロングトーンの練習を行う事が初心者にとって上達の近道であり、演奏が楽しくなる為の一歩でもあるのです。

初心者がロングトーンをする時に気を付けなければならないポイントを見ていきましょう。

  1. 基本として、トロンボーンは左の手で楽器を支える事。
  2. トロンボーンの音の始まり・中間・終わりと一貫して同じ音量と綺麗な音になる様に音を出す。
  3. メトロノームなどでちゃんとカウントしながら音を出す。
  4. 音程の位置を確認しながら音を出す。

ロングトーンとじっくり向き合えるかどうかは、良い演奏をするためのカギと言えます。

トロンボーン奏者にとって、ロングトーンの練習法はこれからずっと、長く付き合う練習法なのです。

トロンボーン初心者の皆さん、いかがでしたか・・少しでも参考にして頂き練習に役立てて頂けましたら幸いです。

まとめ

トロンボーン初心者にとって基本的に必要な上達方法である、マウスピースの練習法やロングローンの練習法ですが、はじめのうちはトロンボーンやマウスピースに慣れず、音が中々しっかり出てこないので、トロンボーンを吹きながらあれこれ考えて悩む事も多いかと思います。

トロンボーン初心者は、始めからあれこれ考えすぎないで出来るだけリラックスしながら進んで行きましょう。

まずは、基本であるマウスピースやロングトーンで行う練習法にじっくり取り組んで下さい。

トロンボーン初心者は、マウスピースやロングトーンを行う時、体に力を入れ過ぎない事や自分が出す一つ一つの音に、耳を傾けながら練習する事が大事です。

はじめは簡単なパターンで練習法を取り入れながら繰り返し行うだけでも、充分進歩して行けると思います。

焦らずに少しずつ、マウスピースやロングトーンを取り入れて、トロンボーンの練習をしてゆきましょう。