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DAWソフト・Cakewalk by Bandlabの使い方!音の出し方から音楽制作のコツまで


「Cakewalk by Bandlab(旧ソナー)」はサウンドのクオリティーが高い、無料のDAWソフトです。(他のDAWよりも全体的にサウンドがクリアです)

Cakewalk by Bandlabは公式サイトより無料ダウンロードが可能ですので、興味のある方は「DAWフリーソフトCakewalk by BandLab (旧SONAR)インストールと設定方法!インストールできない」の記事を参考にダウンロードとインストールをしてみて下さい。

今回はCakewalk by Bandlabの使い方を解説しながら、音の出し方や音楽制作のコツを解説していきます。

ますはCakewalk by Bandlab 新規プロジェクト作成方法から解説していきます。

Cakewalk by Bandlab 新規プロジェクトの作成方法

DAWでレコーディングやMIDIの打ち込みをする場合プロジェクトを作成しトラックを立ち上げる必要があります。

新規プロジェクトの作成方法は以下の手順の通りです。

  1. Cakewalk by BandLabを起動。
  2. 「新規プロジェクト」を選択。
  3. 「Basic」か「Empty Project」の選択画面で「Basic」を選択。

この手順で進めると新規プロジェクトが作成されます。

プロジェクトの作成が完了しましたらプロジェクトに名前を付けて「保存」を行って下さい。

また、プロジェクト名を最初に指定した状態でプロジェクトを立ち上げることもできます。

その場合の作成方法を以下の手順で行って下さい。

  1. メニューバーの「ファイル」から「新規作成」を選択。
  2. プロジェクト名やテンポ(BPM)、保存場所、使用するテンプレートを設定。

こちらも設定が完了しましたら必ず「保存」を行って下さい。

新規プロジェクトの作成が完了しましたら、次はレコーディングやMIDIの打ち込みを行うためのトラックの作成を行います。

Cakewalk by Bandlab オーディオ/MIDIトラックの作成方法

トラックには、レコーディングやループ素材で使われる「オーディオトラック」と、MIDIレコーディングや打ち込みで使われる「MIDIトラック」の2種類があります。どちらのトラックも作成手順は同じです。

トラックの作成方法は以下の手順で行います。

  1. メイン画面の「トラック表示部」を右クリック。
  2. オーディオトラック作成は「オーディオトラックの挿入」を「MIDIトラック作成」は「MIDIトラックの挿入」を選択。
  3. 複数のトラックを一度に作成する場合は「複数トラックの挿入」を選択。

トラックの作成の手順は以上になります。

トラックを作成したら、トラックに名前を付けておくと作業の際に便利です。通常では「Track 1」「Track 2」など、トラック番号が書かれていますが、これを変更することが可能です。

トラック名をダブルクリックすると、名前の変更ができます。

トラックの作成後もプロジェクトと同様に必ず「保存」をするようにしてください。保存をしていないとDAWがフリーズしたり落ちた際に、データが消えてしまい途中から作業を行えなくなります。

続いてはCakewalk by Bandlabを使用した音楽制作の方法について解説します。

Cakewalk by Bandlabで音楽制作をする方法

作成したトラックに楽器のレコーディングや、MIDIを打ち込んで作曲していくことができます。

楽器をレコーディングする場合は、録音ボタンをクリックするだけですがMIDIを打ち込むには様々な設定と打ち込みの方法(ステップ録音とリアルタイム録音)があります。

MIDI入力のためのソフト音源を立ち上げる

MIDIの打ち込みをするには、まずソフト音源を立ち上げる必要があります。

ソフト音源の立ち上げ方法は以下の通りです。

  1. 「ブラウザ」画面の「PlugIns」タブをクリック。
  2. 鍵盤マークの「プラグインシンセを挿入」をクリック。
  3. 「Instruments」が表示されたら使用可能なソフト音源の選択。

これでソフト音源の立ち上げが完了します。

ステップ録音

ステップ録音はピアノロールという画面に、MIDIキーボードまたはマウスでMIDIを入力する方法です。

ステップ入力では、コードのような複数の音符を一度に入力する時や、ドラムのような等間隔でMIDIノートを入力する場合には特におすすめの録音方法です。

ステップ録音の手順は以下の通りです。

  1. 「トランスポートモジュール」の録音マーク「」をクリック。
  2. 「ステップ入力」を選択。

これでステップ録音の準備が完了です。

ステップ録音は写真のような画面で行います。

オレンジの横線が音符、横線の長さが音符の長さ、写真下の白い縦線は強弱です。

このような画面でMIDIキーボードまたはマウスを使用して音符を入力していくのがステップ録音です。

リアルタイム録音

リアルタイム録音はクリックに合せMIDIキーボードを演奏しながら入力する方法です。オーディオ録音とは違い、MIDIノートのみが入力されるので、間違えた部分やタイミングがズレた部分の編集が可能です。

リアルタイム録音の手順は以下の通りです。

  1. テンポはトランスポートモジュールでテンポの設定。(既定では「120」になっています)
  2. メトロノームのマークをクリックしてオンにします。
  3. トランスポートの録音ボタン「●」をクリックで録音開始。

この手順で進めるとリアルタイム録音が始まります。

リアルタイム録音は非常に難しく、リズムがズレてしまうこともよくあります。

このズレを「クオンタイズ」という機能で正確なリズムに修正が可能です。

こちらがズレてしまったMIDIデータ(音符)です。

縦のライン(グリッド線)に対し緑色の音符が被っているのが分かると思います。これがズレになります。

ズレた部分をマウスで選択し「クオンタイズ」をクリックすると自動修正されます。

こちらが自動修正後のデータです。縦のラインがしっかりと揃っています。これでジャストタイミングのデータになっています。

リアルタイム録音には非常に高度な演奏技術が必要になりますので、鍵盤の演奏が不得意な方にはステップ録音がおすすめです。

歌や楽器のレコーディング方法

歌や楽器をレコーディングする場合はMIDIのような設定は不要になります。立ち上げたトラックの録音ボタン「●」をクリックすると録音が開始されます。

「マイクや楽器」→「オーディオインターフェース」→「パソコン」と接続してレコーディングを行って下さい。

※PODなどのアンプシュミレーターを使用する場合は、楽器とオーディオインターフェースの間にセットします。

楽器を録音する場合、オーディオインターフェースのマスターボリュームは全開にし、DAW側で音量調整するのが良いサウンドでレコーディングするコツでもあります。

まとめ

Cakewalk by Bandlabでの音楽制作も、他のDAWソフトと基本的な操作方法は同じになります。若干、画面の見にくさはありますが慣れてしまえばDAW初心者でも扱えると思います。

Cakewalk by Bandlabは無料ダウンロードが可能ですので初心者に限らず、これからDAWを始める方の体験版としてもおすすめできます。

もし、Cakewalk by Bandlabが使い易く感じましたら、自分好みの音源を追加していき専用のDAW環境を整えるのも良いと思います。

この記事をCakewalk by Bandlabを使用して音楽制作の参考にしてみて下さい。