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トランペット

トランペットの値段で中学生・高校生が自分のものを購入するなら?相場と比較!


中学校や高等学校に進学して吹奏楽部に入部する方も多いと思います。最初のうちは学校の備品である楽器を使用して練習される方が大半でしょう。しかし、練習を重ねてある程度技術が身についてくると憧れるのがマイ楽器ですよね。自分の楽器がほしいと思っても吹奏楽で使われる管楽器は安いとはいいきれない楽器がほとんどです。中学生・高校生が購入するにあたって手頃な値段で良い楽器があるのか、というのは気になるところです。そこで、値段に主軸をおいて、中学生・高校生が自分のトランペットを購入するならどのメーカーのどの品番がよいのかを検証してみようと思います。

中学生が自分のトランペットを購入するなら10万円くらいが相場

楽器を購入する際、値段というのは非常に気になるところだと思います。安い買い物ではないからです。ただ、楽器のメンテナンスをきちんと施していれば何十年も使うことができます。だから、値段もとても大切だとは思いますが、楽器店へ実際に出向き、試奏したうえで自分にあった楽器を選んでいただきたいです。その上で値段を考えるのがベストだと思います。

高額な良い楽器の方が一生使えていいのではないかと思われる方もいるかもしれません。しかし、楽器はそうとは言い切れません。高額な良い楽器ほど吹きこなすのが難しく、楽器本来の良さを引き出せません。中学生から吹奏楽部に入り、初めてトランペットを吹く方が多いと思います。そのような初心者であれば、初心者にも向いていると言われている10万円くらいまでの楽器を購入するのがよいのではないでしょうか。最初は吹きやすい楽器から始めるのがベストです。

では、経験を中学校で重ねた高校生の場合はどれくらいが相場かをみてみましょう。

高校生では20万円台もおすすめ

高校生から吹奏楽部に入りましたという初心者の方であれば、先ほどお話していたように初心者でも吹きやすいと言われている10万円くらいまでの楽器を購入するのがよいと思います。

では、中学校の吹奏楽部で経験を積んだ高校生であればどうでしょうか。中学生時代に練習を頑張ってしてきたことで腕が上がり、楽器を買い替えたいという方が出てくるかもしれませんね。そのような方であればもう少し高額な楽器にしてもよいのではないでしょうか。トランペットであれば20万円台で十分良い楽器があります。吹きやすさと合わせて音色にもこだわれるような楽器があります。

楽器を購入するにあたって予算があるでしょうから、それも踏まえたうえで、ぜひ試奏して自分が吹きやすかった楽器を購入するようにしましょう。楽器は吹き込めば吹き込むほど自分の色が出てきて良い味に変わっていきます。長く使っていくためにも大切にメンテナンスを施しながら育てていきましょう。

それではいよいよどの楽器を購入するか考えてみましょう。トランペットと一口に言ってもいくつか有名なメーカーがあります。それぞれメーカーによって楽器の特色が異なります。価格設定やどのような演奏に適しているのかなど変わってきます。だから、どれくらいの値段のトランペットが売っているのかどういう人、演奏に向いた楽器があるのかをある程度分かっていた方が選びやすいですよね。そこで、メーカーごとに中高生におすすめの楽器をご紹介していきますね!

 

購入する楽器を選ぼう。YAMAHA編

YAMAHAの楽器の特徴

高価なモデルではBachの方が主流ですが、学校の吹奏楽や初心者が使う楽器ではYAMAHAの方が人気です。みなさんもご存知の通り安定感のある作りが魅力です。安定感のある音程や吹きやすさ、圧倒的な音の通りの良さが特徴です。YAMAHAのトランペットで中高生に多く使われている品番は主に4つです。価格と合わせて特徴を表にまとめます。

YAMAHAの品番別特徴と価格

以下にYAMAHAの品番とそれぞれの特徴と価格をまとめます。

品番 定価(税込) 特徴
YTR‐2330 85320 初心者が吹きやすく、演奏しやすい重さとバランスの楽器です。初めての方でも楽に音を出すことができます。
YTR‐2330S 96120
YTR‐3335 108000 表現力の幅と自分の出したい音色が出せるようになっている楽器です。伸びやかな音とスムーズな息の流れが特徴です。
YTR‐3335S 118800
YTR‐4335GⅡ 145800 確かな音程と豊かな心地よい響きが特徴です。吹き込むほどに色彩感が増します。
YTR‐4335GSⅡ 156600
YTR‐850 237600 力強く輝きのある音色と繊細な音楽表現ができる楽器です。自分が求める理想の音色に近づけてくれます。
YTR‐850S 253800
YTR‐8335GS 345600
YTR‐8335RS 351000
YTR‐8335WS 361800

YAMAHAの特徴はどの品番でも安定して高品質ということです。そして、どの楽器を購入しても比較的初心者が吹きこなせるものになっていることです。当りはずれが少ないのが良いところです。中学生など経験が浅い頃に楽器を購入するのであれば、YTR‐2330シリーズがよいと思います。そして、経験を重ねてトランペットの音色を追及したくなった頃に購入を検討するのであれば、YTR‐850シリーズまでを検討してはいかがでしょうか。

購入する楽器を選ぼう。Bach編

Bachの楽器の特徴

Bachは金管楽器を主軸にして制作しているアメリカのメーカーです。初心者からプロまで世界中のプレーヤーに使われています。

Bachの魅力は演奏者の個性が引きたち、豊かな響きと心地よい抵抗感です。だから、表現の豊かさを重視したつくりになっていると言えます。誰が吹いても同じ音色というわけではなく、自分らしい音色を作りたい方には合っているメーカーだと言えるので、ソロで演奏する場合に最適です。Bachのトランペットで中高生に多く使われている品番が3つあるので以下の表にまとめます。

Bachの品番別特徴と価格

こちらがBackの品番とそれぞれの価格と特徴をまとめたものです。

品番 価格(税込) 特徴
TRシリーズ

TR400SP

107460 初心者でも吹きやすく、扱いやすい楽器です。しっかりとした音色が出せます。世界で多く愛用されています。
Vincent 248400 吹奏感がよく、表現の幅を広げてくれるゴールドブラス製です。プロから初心者まで多くの人に愛用されています。
180ML37/25/SP 361800 心地良い豊かで美しい音色が出せます。クラシックからジャズまで幅広いジャンルで使うことができます。
AB190S 437400 比類ない音色、バランスの良い反応、ずば抜けた音の遠達性を兼ね備えているのが特徴です。

BackもYAMAHAと並んで有名なメーカーです。YAMAHAと比較すると少しだけ価格設定が高くなっていますが、TRシリーズはまだ購入しやすいです。初心者でも吹けて、できるだけ長く同じ楽器を使いたいと考えている方はTRシリーズを選ぶとよいです。ある程度慣れてきて自分の音を追及したくなったときにはVincentや180ML37などの購入がおすすめです

購入する楽器を選ぼう!J.Michael編

J.Michaelの楽器の特徴

とにかくYAMAHAやBachと比べて格段に低価格です。生産国は中国です。吹奏楽や初心者に向いており、トランペットを始めたばかりの人でも鳴らしやすいのが特徴です。

J.Michaelの品番別特徴と価格

以下にJ.Michaelの品番とそれぞれの特徴と価格を記します。

品番 価格(税込) 特徴
TR‐200 30000 初心者でも吹き込むことができる入門タイプです。
TR‐300S 35000 落ち着きのある音色を出すことができます。
TR‐380 42000 吹奏楽に最適で、耐久性の高いモデルです。
TR‐430S 48000 吹奏楽に最適で耐久性が高く、落ち着きのある音色を奏でることができます。

どの品番も50000円までで購入できてしまうのがJ.Michaelの特徴ですね。これくらいの値段であれば、トランペットを吹き始めてすぐに購入しても惜しくないかと思えます。ただ、経験を重ねていくうちに違う楽器への買い替えを考えたくなるかもしれません。あくまで初心者向け、トランペットの練習用にというくらいで購入するのであればJ.Michaelは良いかもしれません。

購入する楽器を選ぼう! B&S編

B&Sの楽器の特徴

ドイツの楽器メーカーで国際的にも高い評価を受けています。サウンド・反応・バランス・存在感のある音色をもとに作られている楽器です。発売前にプロプレーヤーが試奏を何度も繰り返し高品質の楽器を提供し続けています。質が良いわりに比較的購入しやすい値段設定になっているのが特徴です。

B&Sの品番別特徴と価格

以下がB&Sの品番とそれぞれの価格と特徴をまとめたものです。

品番 価格(税込) 特徴
CHALLENGER TP37   TP37L/TP37SP/TP37GBS 199000/219000

/239000

なめらかな吹奏感と温かく芯のある音色が特徴です。
CHALLENGER TP80

TP80SP/TP80GBS

295000/315000 豊かな音量、正確な音程、レスポンスの良さが特徴です。初心者にも吹きやすい楽器です。
CHALLENGERⅡ TP37Ⅱ

TP37ⅡL/TP37ⅡSP/ TP37ⅡGBS

295000/325000

/355000

プロフェッショナルプレイヤーを対象にした楽器です。豊かで張りのある響きを出すことができます。
X-LINE MBX GL 367000 優れた息の流れと発音がしやすいモデルです。
X-LINE JBX 367000
X-LINE MXB SP 397000

様々な種類のトランペットがありますが、BACKと変わらない値段設定です。TP37シリーズ、TP80シリーズは初心者でも吹きやすい楽器に作られており、値段も比較的手が出せる範囲になっています。トランペットに慣れてきて、ある程度吹けるようになった頃に購入するとよい楽器です。

まとめ

メーカーを4社挙げて価格や特徴などをみてきました。低価格のものであれば30000円と比較的楽器にしては購入しやすい金額なのが嬉しいですね。値段はとても購入をする際の検討材料になると思います。しかし、値段ばかりにこだわるのは違うと思うのです。せっかく学校や習い事などで一生懸命楽器を練習しているわけですから技術の向上と同じように音色も素敵なものにしてほしいのです。そうなると、自分に見合った楽器を選ばなければならなくなります。

早く楽器がほしいからと安いものを急いで購入してしまうよりかは、ある程度年数を重ねて音色の追及をする頃に自分にあった楽器を探してはどうかと思います。年齢で楽器を選ぶよりはトランペットの経験年数を踏まえて楽器を選びましょう。そして、楽器の情報だけではなく、必ず楽器店に行って試奏することが大切です。インターネッとで購入もできますが、やはり中高生の場合は部活動で長く頻繁に使います。上達していくためにも自分が吹きやすいものを選ぶべきですから、必ず試奏を繰り返して1つに絞りましょう。

楽器はメンテナンスをきっちり施せば何十年も長く一緒に過ごすことができます。ぜひ値段も考慮しつつになるとは思いますが、お気に入りの一つを見つけて大切に使っていけるといいですね。