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電子ドラム

電子ドラムアンプのつなぎ方とケーブル接続の手順や場所!ベース用アンプなど代用できるもの一覧も詳しく


ドラムという楽器は、ギターやベースのように音量をコントロールしにくく自宅で練習するのが困難な楽器です。そのためドラマーはスタジオを予約し、限られた時間の中で練習する他に練習方法がありませんでした。

しかし、電子ドラムの普及によりセットを置く場所さえあれば、自宅でも練習が可能になりました。一昔前までは電子ドラムは高価な楽器でしたが、近年は低価格のものが発売されていますので、電子ドラムで自宅練習をするドラマーも増えてきました。

ここでは電子ドラムをアンプに接続する方法や、代用できるアンプについて解説していきます。

電子ドラムをアンプに繋ぐ方法

電子ドラムはドラム型のコントロールパッドを叩いて、音源を鳴らす仕組みです。つまりシンセサイザーに搭載されているドラム音源をドラムパッドで叩いて、アンプから音を出します。音の鳴る仕組みはシンセサイザーやMIDI キーボードと同じです。

そのため電子ドラムを鳴らすにはモニター用のアンプが必要になります。

こちらの音源の「アウトプット」にケーブルを差し込み、更にもう片方のジャックをアンプの「インプット」に差し込んで接続は完了です。

※接続の際は、音源とアンプにケーブルを差し込んでから電源を入れるようにして下さい。また、アンプのボリュームがゼロになっていることも確認しましょう。

接続用のケーブルについて

電子ドラムに限らずケーブルを使用する楽器は、ケーブルの種類によりサウンドが変化します。

まず、長いケーブルは短いものに比べて音質が劣化します。必要以上に長いものをしないように注意して下さい。

ケーブルはメーカーによってもサウンドが違います。個人的にはモンスターケーブル製ベルデン製のケーブルがおすすめです。

安くて長いケーブルは音質も良くありませんし、断線しやすいのでおすすめできません。

ケーブルは楽器の一部ですので、出来るだけ良いものを選ぶようにして下さい。

  • 電子ドラムの接続は音源とモニタースピーカーをケーブルで繋ぐ
  • モニタースピーカーの電源はオフ、ボリュームはゼロになっているか確認してから接続する(接続後に電源をオンにしボリュームを上げる)
  • 長いケーブルは音質が劣化するので必要以上に長いもケーブルの使用は避ける
  • ケーブルは出来るだけ良いものを選ぶ

続いては電子ドラムのアンプに代用できるものを紹介します。

電子ドラムのアンプに代用できるもの

基本的に電子ドラムはヘッドホンで使用しますが、アンプから鳴らしたい場合は、出来ることなら電子ドラム用のアンプを使用して下さい。

電子ドラム以外のアンプを使用する場合は、キーボード用のモニタースピーカーがおすすめです。

その他のアンプ(ギターやベース用)は電子ドラムやキーボード用のスピーカーとは全く構造が違いますので、当然サウンドは良くありません。また、ギターやベース用のアンプに他の楽器を接続すると、破損する恐れも少なからずあります。

電子ドラム用のモニタースピーカーも、ギターやベース用のアンプも価格は変わりませんので、電子ドラム用のモニタースピーカーを使用するようにしましょう。

基本的にどの楽器もアンプを使用する場合は、その楽器専用のアンプを使用することをおすすめします。

  • 電子ドラム以外のスピーカーを代用する場合はキーボード用のモニタースピーカーがおすすめ
  • ギターやベース用のアンプを代用するとアンプが破損する可能性がある
  • モニタースピーカーは使用する楽器専用のものを使う

続いては電子ドラム用の、おすすめモニタースピーカーを紹介していきます。

電子ドラム用のおすすめモニタースピーカー5選

ここでは電子ドラム専用のモニタースピーカーで、おすすめの5つのモデルを紹介していきます。

Roland/PM-100

電子ドラム専用に開発されたモニタースピーカーです。自宅でも扱いやすい小型サイズですが、出力は80Wと非常にパワフルで、迫力あるクリアなサウンドが特長です。

モニターしやすい角度のスラント形状になっており、モニターの位置を微調整することも可能です。持ち運びに便利なバー・ハンドルも搭載しています。

Roland/PM-03

こちらのPM-03は、出力30Wでサイズもコンパクトなので、あまり大きな音を出せない自宅練習用に最適です。

Roland/CM-30

CM-30は、多目的に使えるポータブル・ミキシング・モニターです。サイズはコンパクトですが出力30Wです。多彩なミキシング機能を搭載したモニタースピーカーで、豊富な入力端子を備えているので、様々な機器にに対応しています。

サイズもコンパクトで、持ち運びに便利なバーハンドルも装備しています。底面にネジ穴があり、一般のマイクスタンドに設置が可能な構造です。

ARTEC/PMA-3

こちらは電力効率が高く、発熱量が少ないclass-Dで動作する25W/3chパワードモニターです。

マイク、楽器、外部プレイヤーの入力端子を備えており、各チャンネルには簡易EQも装備しています。

底面には35mmスピーカースタンドホルダーも備えています。

ProGroup&HomeSound / produce by ProGroup MS-210J

こちらは電子ドラム専用ではありませんが、電子ドラムのモニターアンプとして代用可能なスピーカーです。電子ドラムのモニター、音楽のオーディオ再生、DJのモニタリングまで幅広く対応しているモニターアンプです。

スピーカー背面にはVOLUME・BASS・TREBLEのEQ調整ノブを搭載しており、好みの音量と音質に調整可能です。

また、LINE IN接続端子も搭載しています。この端子は通常のヘッドホンやイヤホンと同じ3.5mmジャック仕様ですので、MP3プレーヤーやスマートホン等と接続して高音質の音楽再生が可能です。

電子ドラム以外のスピーカーを代用する場合は、ギターやベース用のアンプではなく、こちのスピーカーを使用することをおすすめします。

まとめ

電子ドラムはモニタースピーカーで鳴らすことも可能ですが、意外と音量が大きくなってしまいますので、自宅で練習する際はヘッドホンを使用してクリックを聴きながら練習することをおすすめします。

ドラムパッド(タムやシンバル)を追加して好みの仕様にすることも、音源部分だけを変更しサウンドを変えることも可能ですので、そのような使用方法があることを覚えておくと良いと思います。

また、使用するヘッドホン、モニタースピーカー、ケーブルによりサウンドは異なりますので色々な種類のものを試して、好みのサウンドを探してみて下さい。

電子ドラムには音源が搭載されており、更にモニタースピーカーに接続する構造ですので、音源部分のEQや空間系エフェクトを調整したり、モニタースピーカーのEQを調整してサウンドを作ることも可能です。

EQを調整し迫力のあるサウンドや、リバーヴを調整して臨場感あるサウンドを作ってみるのも面白いと思います。

ライン端子の搭載されているモニタースピーカーを使用すればiPodやYoutubeなどの音楽を流し、それに合わせて演奏を楽しむことも可能です。

  • 電子ドラムはヘッドホンをしてクリックを聴きながら練習するのがおすすめ
  • タムやシンバルなどのパッドを追加しオリジナルのセットを組むことも可能
  • 音源やモニタースピーカーのEQやリバーヴを調整し音作りが可能
  • ライン端子搭載のモニタースピーカーを使用すれば好きな曲に合わせて演奏が出来る

この記事を電子ドラムを演奏する際の参考にしてみて下さい。