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DTM

Studio One 4 Prime midiキーボードで音が出ない時の原因と対策!オーディオデバイスの設定を丁寧に


Studio Oneでmidiを入力する際に、midiキーボードを使用する方は多いと思います。しかし、midiキーボードが認識されず鍵盤を押しても音が出ないことがあります。

Studio Oneに限らず、全てのDAWソフトで時々このようなエラーが起きます。この原因はいくつかありますので、midiの設定方法からエラーの原因や対象法を、初心者の方にも分かり易く解説していきます。

まずはmidキーボードの設定方法から解説していきます。

Studio One 4 Prime midiキーボードの設定方法

ここではStudio One本体とmidiキーボードの設定方法を解説していきます。まずは簡単に手順の解説から始めます。

  1. 画面の「環境設定」から「外部デバイス」を開き「追加」をクリック
  2. 新規キーボードを選択
  3. OKをクリックして完了

手順はこれだけですが、2番目の「新規キーボード」の詳細設定が分からない方もいると思いますので、詳しく解説します。

新規キーボード設定

「製造元」と「デバイス名」の入力は、どのような名前を入力しても構いません。midiチャンネルは「すべて」を選択してください。

「受信元」と「送信先」がありますが、「新規キーボード」での送信先は操作しないでください。

「受信元」はキーボードのモデル名なっていると思います。ドライバーはあらかじめメーカーのものをインストールする必要があるものと、そうでないものもあるので、USBキーボードなどのマニュアルで確認して下さい。アフタータッチは鍵盤を押さえ込んだ時に情報を送信する仕組みですが、最近は対応している機種(ハイグレードモデルのみに搭載)が少なくなりました。

プログラムチェンジは音色の切り替えをMIDIキーボードから制御する機能です。この設定はフィルターをかけておくと便利です。そうしますと、アフタータッチ、プログラムチェンジ、ピッチベンド、コントローラーのそれぞれをフィルター(受信しなくする)ことができます。

midiキーボードを設定する際の注意点

ピッチベンドとコントローラーは、フィルターONにしてしまうと、MIDIキーボードなどの本体のコントローラーが反応しなくなります。この設定はOFFにするようにして下さい。

  • 「製造元」と「デバイス名」は「任意」
  • 「新規キーボード」の「送信元」は操作しない
  • 「受信元」は使用するmidiキーボードのマニュアルで確認
  • ピッチベンドとコントローラーのフィルターはOFF

これらのポイントに注意して設定して下さい。

続いては音が出ない原因と対処法を解説していきます。

Studio One 4 Primeでmidiキーボードが鳴らない原因と対処法

まずはmidiキーボードが鳴らない時の原因をいくつかあげてみたいと思います。

  1. 本体(鍵盤を含む)の故障
  2. USBケーブルの断線
  3. 電源が入っていない
  4. midiキーボードの設定が出来ていない

このような原因がありますが、多くの場合は4番目のmidiキーボードの設定に問題があります。これは、しっかりと設定していても時々、認識されないというエラーが起きます。(このエラーはDAWソフトでは必ず起きます)

DAWソフトやPCを再起動して改善される場合もありますが、それで改善されない場合は「Studio One 4 Prime midiキーボードの設定方法」で解説した手順で、設定をやり直すことで改善されます。

これで改善されない場合は、midiキーボードの故障が原因です。

続いては、おすすめmidiキーボード

おすすめのmidiキーボード

ここでは、DTM初心者におすすめのmidiキーボードを紹介していきます。

KORG microKEY-25

25鍵の小さなmidiキーボードです。小型ですがアルペジエーター・ボタン、サスティン/タップ・ボタン、ジョイスティックを搭載している使いやすいモデルです。

KORG nanoKEY 2

25鍵のスリムで薄型のモデルです。各種コントローラーやオクターブボタンを搭載しているので、とても使い易いです。個人的に初心者におすすめのモデルです。

M-AUDIO Axiom AIR Mini 32

32鍵でドラムパッドも搭載しているモデルです。DTMに少し慣れてきたら、こちらを使ってみると良いと思います。ドライバーをインストールする必要がないのも特長です。

NOVATION LAUNCHKEY 25 MKII

2特にエレクトリックミュージックの作成やAbleton Liveとの組み合わせで使用すると良いです。こちらもDTMに慣れてきたら使ってみることをおすすめします。

以上の4種類のmidiキーボードは初心者~中級者まで対応しています。これらのモデルは設定も簡単で、機能は充実しており、あらゆるジャンルに対応可能です。まずはシンプルなモデルから使い、必要に応じてグレードを上げていくと良いでしょう。

まとめ

midiキーボードの不具合はDAWソフトには付きものですが、その原因は意外にも簡単です。多くの不具合はPCやDAWの再起動で解決します。もしも、それで解決しない場合は、解説したように設定のやり直しをすることで解決します。

それでも解決しない場合はmidiキーボード本体の故障です。個人的にはエラーよりも、こちらの方が買い換える他に解決策がないので厄介だと思います。

また、midiキーボードの鍵盤は消耗品ですので、使用頻度にもよりますが長年、使用していると必ず鍵盤が動かなくなります。長持ちさせるためのコツは強くタッチしないことと、湿気などに注意することです。

この記事をmidiキーボードの不具合解決のために役立てて頂けたらと思います。