ギターやベース等の保管方法として必需品になるひとつが「ギタースタンド」です。
ギター等を大切に保管する為にもしっかりとした強度等があるスタンドを使う事は大事になります。
その「スタンド」ですが、実は自作する事も可能なのです。出来るだけ安く自分らしくそして安全に保管できる「スタンド」が出来れば良いと思いませんか?
今回はパイプや100均で購入できる素材、さらには段ボール等を使って安くスタンドを自作する方法をご紹介したいと思います。
必要な材料や自作する種類等も詳しくご紹介致しますのでご参考にされてみれください。
ギタースタンドを自作するのに必要な材料
では、まずギタースタンドを自作する為に必要な材料とはどういったものなのでしょうか?
それぞれに必要となる材料をご紹介致します。
・パイプで自作する際
このパイプで自作する際に必要なものはイレクターパイプというジョイント等で繋ぐ事ができるものになります。パイプ等を扱っているようなホームセンター等で購する事ができます。勿論パイプを繋ぎあわせるジョイントを購入する必要も出てきますのでそちらも購入するようにしましょう。
イベント会場等で柵の役割をしているものをイメージしてもらえばよいかと思います。
・段ボールで自作する際
必ず必要になるものは段ボールと木工用ボンドです。正直段ボールはもらってくる事なども可能かと思いますので金額として考えるとかなり安くできるのが段ボールになると思います。
ギターのボディが隠れる程度の大きさは必要となりますのでそれ以上の大きさの段ボールを準備する必要があります。
・100均商品で自作する際
100均の商品を使用する場合は網目のワイヤーラックのようなものを購入してください。そして繋ぎあわせる為に使用する結束バンドも100均で準備する必要があります。
さらにフックなどもあると良いかと思います。
そして別途ギターをひっかける部分になるギターハンガーというものは必要になります。ネット等でも購入可能です。大事なギターを守る為にも必ずこのギターハンガーを購入するようにしましょう。
このギターをひっかけている部分がギターハンガーと呼ばれるものです。
大切なギターを守る為にもこの部分はしっかりしたモノを準備しましょう。
ちなみに自作するギタースタンドはどういう種類のものがあるのでしょうか?次にご紹介したいと思います。
ギタースタンドを自作する方法の種類
ギタースタンドを自作する方法として「保管方法」というものがあります。どういう形でギターを保管するのかによっても自作する方法は違ってます。
通常ギターショップ等に売られているのは基本的には「スタンドタイプ」になります。そのスタンドタイプのギタースタンドも含めどういう方法があるのか?をご紹介致します。
・スタンドタイプ
このスタンドタイプは非常のオーソドックスなタイプのギタースタンドになりますのでイメージも付き易いのではないでしょうか?
基本的にはひとつのギターをひとつのスタンドにたてて保存するようなタイプです。使い勝手もよく単純に立てておけば良いだけですが、転倒等には気をつける必要があります。
・ラックタイプ
このラックタイプとはギターを複数持っている場合に利点があります。その名の通りラックになっておりギターを立てかけておく形になります。何本もまとめて収納する事ができますし、こちらも使い方は非常に簡単です。
しかしある程度のスペースが必要になる事から部屋が狭い等の場合は使いずらい点もあるかと思います。
・ギターハンガータイプ
このハンガータイプは壁にかけるようなタイプになります。スペースも取らず壁にかける事でひとつのインテリアのような感じで使える事からも使い勝手はよいと思います。
自作する方法としても安価に作る事ができますので非常にオススメの方法となります。
ではこの種類を踏まえた上で実際に自作する方法を次にご紹介致します。
パイプで自作する方法
ではパイプをはじめ100均商品や段ボール等で実際に自作する方法をご紹介したいと思います。基本的には短時間で簡単に作る事ができるものです。
ではそれぞれの素材でご紹介致します。
・パイプで自作する方法
ではパイプ利用してギタースタンドを自作する方法をご紹介します。
イレクターといわれるパイプとパイプを繋ぎあわせるジョイントを利用して画像のような形のスタンドを作ります。
それぞれ長さの違うパイプを準備してください。
■イレクターパイプ
一番長い部分が900mmになるんで画像通りの形であれば3本必要です。
高さを出す為に必要なのはおおよそ600mmの長さとなり2本が必要です。
底面の短い方の長さは450~500mmです。この画像でいくと2本が必要です。
ジョイントはそれぞれを繋ぎあわせるのに必要な数を準備しましょう。ジョイントの形も様々な形がありますので必要な形のものを準備しましょう。
画像のギターを立てかける部分ですがこれは持っているギターの数等でも変わってきますのでご自分の必要な数をつけるようにしましょう。
こちらがジョイントになります。L字やストレートのもの等もありますので見合ったモノを必要な数購入しましょう。形によっても必要なモノは変わります。
ジョイント部分はこのようになります。イベント会場等パイプの仕切りなどを目にする事があると思いますがそれを同じ要領です。
ジョイントをパイプだけで簡単に作る事ができますので形も自分の使い易い形にする事が簡単にできます。とらわれずに自由な発想で作り上げる事が大事ですよ。
・100均の商品で自作する方法
100均の商品でギタースタンドを自作する場合は壁際のスペースを活用します。
簡単に言えば「壁掛けのスタンド」を作る事になります。
突っ張り棒を縦に2本固定し、その間にネットを固定するという方法。突っ張り棒が支柱もような役割になります。その間に画像のようなワイヤーラックを使用します。
突っ張り棒とラックを固定する際には100均で購入できる結束バンドを使用するようにしましょう。正直、5分もあれば組みあがりますので非常に簡単にここまではできます。
しかし、壁にギターをつるす形になる以上落下するのだけは避けないといけません。そのためには絶対にギターハンガーだけは別途購入する必要があります。
ギターハンガーとは画像のようなものです。
このギターハンガーをラックに固定してギターをつるす形になります。正確にはスタンドではないかもしれませんがインテリアとしてもギターをかべにかけるのはカッコイイと思います。イメージとしては楽器店をイメージしていただければよろしいかと思います。
こちらの画像のような形をつくりあげ、ギターハンガーを取り付け、倒れないように壁に固定する形です。
基本的には100均の商品で組み上げる事はできますが、ギターを固定するものだけは安全のためにもしっかりしたものを使う必要がでてきます。
・段ボールで自作する方法
段ボールで作る利点に関しては段ボールをもらってくれば無料で作る事ができる事です。スーパー等でもらってくる事も出来ますし、金額に関しては最安値と言っても間違いないと思います。
そしてあらゆる形に切る事で一本用のスタンドを作る事もできますし、複数のギターを収納できるようなギターを作る事もできます。複数枚をあわせる事で強度も安定してますのでとにかく安く済ませたい方は段ボールをオススメします。
●まずは採寸をしましょう。
どのような形のものを作るにしてもまずは必要な採寸をする必要があります。しっかりと採寸をして段ボールをカットしましょう。
箱型の複数の本数のギターを収納するスタンドを作る場合に
あくまでも基本的な大きさですが
一区画あたりのスペースを、幅390mm、深さ450mm、厚さ80mm
特に厚さの部分に関しては段ボールによって様々なところもありますので必ずこの厚さというよりも大体で考えてもらっても良いかと思います。感覚的にしっかりとした強度があるという厚さにされてください。
これでカラーボックスのような形のボックスを作っていく形になります。
形としてはこのような形となります。
一番手軽に自作するとなるとこの形が手軽だと思います。この収納する部分に関してはお持ちのギターの本数にあわせて作れば問題ないかと思います。
ダンボールとダンボールを繋ぐ材料としては木工用ボンドを使われる事をオススメします。
様々な材料を使ってギタースタンドを自作する方法をご紹介致しました。
自作である以上形等は様々です。あくまでも参考にされて自分使い易いように作る事が大事になります。
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ギタースタンド
まとめ
今回はギタースタンドを自作する方法をご紹介させて頂きました。
やはりギタリストである以上ギターを大切に扱ってこそ素晴らしいギタリストだと言えると思います。そのギターをどう保管するのかは非常に大切になると思います。
その保管の代名詞こそギタースタンドです。
勿論購入すればいい事なのかもしれませんが自分が最も使い易いように自作する事は愛着もわきますし部屋の形状やギターを所持している本数等によっては購入するよりも使い勝手が良いものが安価で作る事ができます。
そして何よりもギターはカッコイイです。
そのカッコイイギターをスタンドに置いておくだけでもインテリアとしてもワクワクするものになります。
大切に保管ができ、そしてカッコ良く保管ができる、最高ですよね?
自分好みのギタースタンドを安価に作る事で愛着もわきますし、さらにギターを大切にしようと思うのではないでしょうか?
是非今回ご紹介した内容をご参考にされ自作されてみてはいかがでしょうか?