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鍵盤ハーモニカ

鍵盤ハーモニカのホースのお手入れ掃除の仕方!カビや臭いを取り除いて清潔にする洗い方


小学校の音楽の授業で使われることが多い鍵盤ハーモニカですが、楽器の構造上とても不衛生になりやすい為、定期的なお手入れが必要です。

鍵盤のホースは細長くて掃除がしにくいので、掃除をしないまま放置すれば唾液が溜まり臭いやカビの原因になってしまいます。

鍵盤ハーモニカは吹き口に、口をつけて演奏する楽器なので、常に清潔にしておきたいところです。

今回は鍵盤ハーモニカのホースを洗う際に必要な物や、洗い方について詳しく解説してききます。

鍵盤ハーモニカのホースのお手入れをしないとどうなる?

鍵盤ハーモニカは普段から学校で使用することが多く、使用後はホースを洗わずに、そのまま保管しておくことが殆どだと思います。その為、特に夏場などは不衛生になりやすく、すぐにホース内にカビが生えててしまいます。

ホース内のカビが酷いと気分が悪くなり演奏どころではなくなってしまいますし、唾液が溜まると吹きにくくなり、しっかりと音が鳴らなくなってしまいます。

では鍵盤ハーモニカのお手入れに必要な物を、ご紹介します。

お手入れに必要な物

鍵盤ハーモニカのお手入れに必要な物は以下の通りです。

  •  中性洗剤
  •  布
  •  歯ブラシ
  •  綿棒

どれも自宅にあるものばかりだと思います。この4つを使用して鍵盤ハーモニカの掃除をしていきます。

ヤマハのフレキシブルクリーナー(金管楽器用のクリーナー)を使用するのも1つの方法です。

続いては、お手入れ掃除の仕方を解説していきます。

お手入れ掃除の仕方

鍵盤ハーモニカの掃除方法ですが、この楽器は比較的複雑な構造なので丸洗いは厳禁です。特に本体は水洗いはしないで下さい。

正しい掃除方法は以下の通りです。

鍵盤とボディの掃除

まずは鍵盤などの外側を水拭きするところから始めます。汚れが酷い場合は、少量の中性洗剤を含ませた布で拭いた後に、水拭きで仕上げます。消毒用エタノールを含ませた布でも良いです。

ホースとマウスピース

マウスピースは水で丸洗い可能です。マウスピースに唇の粘膜がついて白くなっている場合は石けんや中性洗剤で洗います。そして、一番汚いと思われるホースは水道やシャワーの水圧で洗います。ホースの蛇腹に黒いものが溜っている場合がありますが、それがカビですので綺麗に洗いましょう。

この時に、吹き口とホースを分離させて念入りに洗います。吹き口とホースは引っ張れば抜けますが、繰り返すと接続部分が緩くなって空気が漏れてしまうので、頻繁には行うのは避けたほうが良いです。更に塩素系漂白剤につけて殺菌するのも効果的です。

中には鍵盤ハーモニカ内部に蟻が発生したという方もいらっしゃるようですが、鍵盤ハーモニカの中は暗くて湿ってるので虫が巣にしてしまったり、細菌が発生することもあり得ますので常に清潔にするように心掛けましょう。

乾かし方

掃除の後に一番大切なのはホースの中の水分を取ることです。ホースを回して遠心力で内部の水を飛ばします。

そして風通しの良いところに吊るして干して乾かします。水抜きをしっかりできていなかったり、通気が良くない状態で保管すると、内部に雑菌やカビが繁殖したり、リードが錆びることもありますので注意が必要です。

まとめ

鍵盤ハーモニカは口をつけて使用する楽器なので、常に清潔にすることを心掛けましょう。

既に解説した通り鍵盤ハーモニカのクリーニングは自宅にある物で簡単にできますので、この記事を参考にして是非とも試してみて下さい。