本ページはプロモーション(広告)が含まれています。

ギター

ミニギターアンプ比較!小型アンプのおすすめと選び方も比較


最近の小型アンプはロープライスで高性な機種が多くなりました。

近年、主流のモデリングアンプはアンプシミュレーター、エフェクト、チューナーを搭載し、一昔前とは比べ物にならないほど、サウンドのクオリティーが向上しました。

今回は、これからギターを始める方や、初心者のギタリストさんにも分かり易いように、ミニギターアンプ比較をしながら、アンプ選びのコツやおすすめの機種を解説していきます。

ミニギターアンプの種類

では、ミニギターアンプ比較をしながら、アンプの種類について解説していきます。

まず、ミニギターアンプの種類ですが、ミニギターアンプは一般的に1W35W位までのコンボタイプのものを指します。

自宅で鳴らす場合は1W15Wあれば良いでしょう。2Wでも自宅で使用する分には十分過ぎる程の大音量が出ます。

では、現在ミニギターアンプは非常に多くの機種が発売されていますが、モデリングアンプとアナログアンプ(従来のコンボアンプ)の2種類に分けてミニギターアンプ比較をしていきます。

モデリングアンプ

モデリングアンプの特徴の1つは、各メーカーから発売されているアンプ(マーシャル、フェンダー、メサブギー等)をデジタル回路で再現したアンプシミュレーターが搭載されていることです。

これにより、クリーンサウンドからハードなメタルサウンドまで幅広くカバーしてくれます。

アンプシミュレーターについて

アンプシミュレーターは前述の通り、各メーカーから発売されているアンプをデジタル回路で再現したものですが、これは完全再現ではなく80%程の再現度です。

やはり、本来アナログであるサウンドをデジタルで100%再現することは難しいものがあります。

モデリングアンプとアナログアンプのサウンドの違いは、アナログレコードとCDのサウンドの違いをイメージすると判り易いと思います。

そして、殆どのモデリングアンプには、多彩なエフェクト機能とチューナー機能が搭載されていますので非常に便利です。

中にはUSB端子が搭載されており、PCに接続しレコーディングに対応できるものまであります。

モデリングアンプのサウンドの特徴は音質の劣化が少なく、綺麗に整った現代風のハイファイなサウンドです。

アナログアンプ

一昔前に主流だったアンプで、特徴はモデリングアンプのように多彩な機能(アンプシミュレーター、エフェクト、チューナー)は搭載されておらず、多くのアナログアンプはボリューム、ゲイン、イコライザー(機種によってはコンツァーコントロールまたはトーンコントロール)のみを搭載した機種です。

アナログアンプの特徴はピッキングのタッチや、ヴィブラートやチョーキングの細かいニュアンスなど、プレイヤーの個性をストレートにサウンドに反映してくれます。

モデリングアンプに比べて多少の扱いにくさはあるものの、モデリングアンプには決して出せないアナログならではのサウンドも魅力です。

次はミニギターアンプ比較をしながら、アンプの選び方を解説していきます。

ミニギターアンプの選び方

アンプ選びで最も大切なことは、自分の求めるサウンドが出るアンプのチョイスです。

これまでモデリングアンプとアナログアンプに分けて解説してきましたが、簡単にまとめると以下のようになります。

  •  現代風のハイファイなサウンドを求めるならモデリングアンプ
  •  ピッキングのタッチやヴィブラート等の繊細なニュアンスをストレートに出したいならアナログアンプ

どのようなサウンドが出るかは実際に楽器店で試奏して選ぶか、現在は各メーカーのHPYouTubeなどでもアンプのサウンドがチェックできるので、それらゆ参考にして、好みのアンプを見付けると良いでしょう。

自分のスタイルや求めるサウンドに合わせてアンプをチョイスすることがベストですが、これからギターを始める方には多彩なサウンドが出せるモデリングアンプをおすすめします。

アンプ選びのコツですがCDのサウンドを参考にすることはおすすめしません。

少し専門的なお話になりますが、CDのサウンドはアンプの音をマイクで拾い、更にミキサーで加工して作ったサウンドなので、アンプ1台で同じサウンドを出すことは不可能に違いです。

やはり実際にアンプを鳴らし、自分の耳で判断するのが一番です。

自分が良いと思ったサウンドが、自分にとってベストなサウンドです。

続いて、ミニギターアンプ比較をしながら、おすすめのアンプを紹介していきます。

おすすめ小型アンプ

各メーカーから沢山のアンプが発売されていますが、ミニギターアンプ比較をしながら、おすすめのモデリングアンプとアナログアンプを紹介します。

モデリングアンプ

LINE 6 Micro Spider

5種類のアンプをモデリングしており、アコースティックギターのサウンドからハイゲインなメタルサウンドまで幅広く再現できます。

更に6種類の空間系エフェクトとチューナーも搭載している便利な1台です。

ギタープレイ面でも音作りの面でも扱い易く、おすすめの1台です。

Marshall MG2CFX

2バンドEQ、3種類の空間系エフェクト、チューナーを搭載した2Wの小型アンプですが、とても迫力のあるマーシャルサウンドです。

アンプシミュレーターは搭載されていませんが、モードを切り替えることでクリーンからハイゲインなサウンドまで対応しています。そのサウンドのクオリティーも非常に高いです。

更に、このアンプはモデリングアンプの中でも限りなくアナログアンプに近く、細かいニュアンスまで再現してくれる非常に優れたアンプです。

アナログアンプ

Marshall MG2CFX

クリーンとオーバードライブの2チャンネルに、コンツァーコントロール(トーンコントロール)のみのシンプルな仕様のモデルです。

このアンプはフルドライブさせてもクランチ程度の歪みしか得られませんので、ハイゲインサウンドで使用する場合はオーバードライブ等のブースターが必要ですが、ブーストさせた時のサウンドは古き良き王道マーシャルサウンドです。

個人的な感想ですが、このアンプはヴィンテージのマーシャルアンプ特有のサウンドを完全再現していると思います。ロックギタリストに一度は試してほしいアンプです。

Fender FRONTMAN 10G

こちらもシンプルな仕様のモデルで、プレイヤーの個性を忠実に再現してくれます。フェンダーのアンプの中では、とても扱い易く、小型ながらフェンダー特有の芯とハリのあるサウンドは非常に素晴らしいです。

まとめ

ミニギターアンプ比較をしながらアンプについて解説してきましたが、モデリングアンプにもアナログアンプにも、それぞれの良さがあります。

個人的な意見になりますが、一昔前のアナログアンプはモデリングアンプに比べると確かに扱いにくさもあります。しかし、その扱いにくさもアンプの良さであり個性だと思います。

例えばアナログアンプはギタープレイの細かいニュアンスまで再現してくれますが、それは自分自身の技術がミスも含めて前面に出るということでもあります。でも、この扱いにくさを上手くコントロールするのもギターを弾く楽しみの一つであると思います。

モデリングアンプにもアナログアンプにも、それぞれの良さがあるので機会があれば両方とも試してみて下さい。

そして、良いサウンドとは自分の好みのサウンドです。今はインターネットなどでアンプに関する沢山の情報を得ることができますが、その情報だけに捕らわれず自分の耳を頼りに好みのサウンドを見つけてほしいと思います。

是非、このミニギターアンプ比較を参考に自分好みのアンプを見つけ、ギターライフを楽しんで下さいね。