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吹奏楽

吹奏楽のパートリーダーの役割と決め方!なりたい人が心掛けることと仕切り方も詳しく


吹奏楽部で要の存在となるパートリーダー

吹奏楽部をより良く運営していくために欠かせない存在であるパートリーダーの決め方や、パートリーダーの役割がどれだけ大事なのかは言うまでもありません。

パートリーダーの決め方や役割をしっかり分かっているだけで全体のサウンドも変わってきます。

そこで今回は「パートリーダーの決め方」と「パートリーダーの役割」ですについて詳しく解説していきます。

是非、最後までお読み頂ければ幸いです。

吹奏楽のパートリーダーの役割

吹奏楽部においてパートリーダーの役割は、なんと言っても「そのパートの取りまとめ役」という部分です。

しかし、「取りまとめ役」と言っても、やることはとても多く、責任も大きいです。で

は、吹奏楽部のパートリーダーの役割を細かくみていきましょう。

連絡の仲介

吹奏楽部のパートリーダーの役割として真っ先に大事なことは「連絡の仲介」です。

連絡の仲介というのは、顧問や指導者、セクションリーダーの連絡内容を自分のパート仲間に伝えるということです。

まずこれをしっかりとやらなければパートもまとまりませんし、合奏時の全体のサウンドもまとまりません。

また、団体行動を乱してしまうことにも繋がりかねません。

出欠の管理

意外かもしれませんが、パートリーダーの役割として基本となるのが出欠の管理です。

先ほどの「連絡の仲介」とも少し似ていますが、合奏はもちろんのこと、パート練習などで「○○ちゃんと○○くんはお休み」ということを顧問や指導者に伝えることはとても大事です。

顧問や指導者はその日の出欠状態を把握して、その日の合奏指導を行います。

また、それはパート練習においても言えることです。

合奏やパート練習のサウンドをしっかり作る上でも出欠の管理というのはパートリーダーの大事な役割です。

パート分け

クラリネットやトランペット、ホルンなどの1パートの中に1st・2nd・3rdとパート分けが存在する場合は、そのパート分けを決めるのもパートリーダーの役割です。

パート仲間の技術レベルや適正をよく見て、考え、パート分けを判断しなければなりません。

その際に顧問や指導者との相談や連絡の連携も忘れてはなりません。

また、決めたパート分けに納得いかないパート仲間や、不安を覚えたりするパート仲間も出てくることも考えられます。

そのときは、しっかりとそのパート仲間を説得したりケアをしたりすることもパートリーダーの大事な役割です。

パート練習の取り仕切り

パート練習時の取り仕切りはパートリーダーの最も大事な役割です。

練習しなければならない曲をただ練習するのではなく、パート練習の限られた時間の中で優先順位を決めてパート練習を取り仕切っていきます。

「合奏で顧問や指導者に指摘されたこと」

「パートリーダー自身が気づいたこと」

「パートリーダー以外のパート仲間が練習したい部分」

様々なことに注意しながら、全体のバランスを見てパート練習を取り仕切っていきます。

また、パート練習のために合奏時も自身のパート全体の音を注意した聴くことも大事です。

●パート譜の管理

些細なことのように思えますが「パート譜の管理」もパートリーダーの大事な役割です。

演奏する曲が決まったら、譜面が配布されますが大概の場合は原譜のまま渡されます。

原譜(譜面)はその吹奏楽部に大切な財産の1つです。

譜面を管理し、演奏が終わったら回収する。吹奏楽部の大切な財産を守り、管理するのもパートリーダーの役割です。

もし、自身が手一杯だった場合は、その役割を信頼できるパート仲間にお願いするのも方法の1つです。

ここまで、吹奏楽部におけるパートリーダーの役割をみていきました。

ここで紹介した役割は下記の5つです。

吹奏楽のパートリーダーの役割

・連絡の仲介・出欠の管理

・パート分け

・パート練習の取り仕切り

・パート譜の管理

では次に、その大事な役割を担うパートリーダーをどのように決めていくかをみていきましょう。

吹奏楽のパートリーダーの決め方

前項でみていきました、パートリーダーの役割。

ではその大事な役割を担う人はどう決めていいのでしょうか。

そのパートリーダーの決め方を見ていきましょう。

技術と適正はイコールにならない

技術的に上手い人がそのままパートリーダーに向いているかいえば、そうではありません。

もちろん、技術的に上手くて、責任感も強く、信頼性がある人がそのままパートリーダーになるのが1番ですが技術的に上手くても、責任感が無かったり、パートをまとめるだけの信頼性や人望が無ければパートリーダーには向いていません。

パートリーダーを決める上で大事なのは「パート内における信頼性や人望」を重視しましょう。

顧問や指導者、他のパートとコミュニケーションが取れる人

パートリーダーの決め方の1つの基準となるのは「周りとコミュニケーションが取れるかどうか」です。

簡単に言うと「話し上手、聞き上手」であるかです。

自分のパート内ではうまくやり取りができるけど、周りの人とうまくやり取りができない人では、パートのレベルアップはもちろんのこと、合奏時での全体のサウンドレベルアップに繋がりません。

「自分のパートはどうすれば上手くなるだろうか」

と、考えたときに周りとのコミュニケーションは欠かせないです。

パートリーダーに向いてる人は、そういった適正も必要です。

具体的なパートリーダーの決め方

では、具体的にどのようにパートリーダーを決めていけば良いか。

それは「周りの評判を基にした推薦」が1番最適です。

もちろん、「私がやりたい!」と立候補する人もいます。

しかし、そのときでもその人がパートリーダーに向いているかの適正を考えなければなりません。

そして、適正というのは自分では判断しきれない部分があります。

しかし、周りの人は自分という人間性をよく見ているものです。

「○○くんは責任感もあるし、よく気づく人だよね」

「○○ちゃんは、パート内で評判も良いし、周りの人の話しをよく聞いてくれる」

そういった周りで良い評判がある人はパートリーダーに向いている可能性が非常に高いです。

また、評判が良い人をパーリーダーに推薦で決めると、もしそのパートリーダーが悩んでいたり、困ったりしていると周りの人が助けてくれることも多く、パート内や部全体のまとまりにも繋がります。

パートリーダーを決める際は、自分自身の適正判断になるということも含め、周りの人の評判が高い人を是非パートリーダーに推薦してあげてください。

吹奏楽のパートリーダーの決め方

・技術と適正はイコールにならない

・顧問や指導者、他のパートとコミュニケーションが取れる人

・パートリーダーを決める際は「周りの評判を基にした推薦」が1番最適

吹奏楽のパートリーダーが心掛けること

では、パートリーダーに決まった人が心掛けることは一体何があるのでしょうか。

それは大まかに分かると3つです。

責任感

まず大事なのは「責任感」です。

「自分がこのパートをまとめる」

という責任感をしっかり持ち、途中で投げ出さず、しっかり最後まで担うことが大事です。

それがパート仲間の信頼感や人望を高めていき、それがパート内の結束にも繋がっていきます。

そしてそれがパート内のレベル向上にも繋がり、部全体のレベル向上にも繋がっていきます。

寄り添う気持ち

パート仲間には技術的に伸び悩んでいるなど、様々な悩みや困難にぶつかっている人もいます。

そんなパート仲間には是非、寄り添ってあげましょう。

なぜ寄り添うことが大事かと言うと、基本的にパートリーダーがパート内でいわゆる「落ちこぼれ」を出してはいけないからです。

伸び悩んでいたり、困ったりしている人がいたら、「どうしたの?」と一声かけてください。と

きには一緒に個人練習に付き合うのも良いでしょう。

それがパートリーダーの信頼性や人望を高めることに繋がり、パート内の結束力の向上、部全体のレベル向上に繋がります。

自分は音楽的指導者ではないという自覚

これは見落としがちな部分です。

「パートリーダーなんだから自分のパートを上手くさせないと!」

という気持ちから、精神的に大きな負担をかけてしまう場合があります。

「なんで上手くならないんだ!」

とイライラするこもあります。

しかし、音楽的指導は顧問や指導者が担うことです。

もちろん音楽的にパートを向上させることも大事ですが、パートリーダーが担う1番大事な役割は「パート内をまとめ、結束力を高める」ことです。

パートリーダーが心掛けること

・途中で投げ出さないという「責任感」

・寄り添う気持ち

・自分は音楽的指導者ではないという自覚

まとめ

いかがでしたか。

パートリーダーを役割や決め方をみていきましたが、まとめると以下のようになります。

パートリーダーの役割

●顧問や指導者、他パートとの連絡の仲介

●1st・2nd・3rdなどのパート分け

●パート練習の仕切り

●パート内をまとめ、結束力を高める

●吹奏楽部の財産となるパート譜の管理

パートリーダーの決め方

●「周りの評判」を基に、パートリーダーとしての適正がある人を選ぶ。

●選び方としては立候補も良いが、推薦のほうが良い。

そして、

「音楽的指導者ではないという自覚を持つ」

以上となります。

パートリーダーという簡単そうに見えて、簡単ではない大きな仕事は誰しもができることではありません。

もし、パートリーダーに選ばれた人は「誰もができないことを自分は任されたんだ」という自信と責任感を持って頑張ってください。

パートリーダーが一生懸命頑張っている姿を見れば、パート仲間はパートリーダーに必ず付いてきます。

そしてそれが、部全体のレベル向上に繋がり、吹奏楽コンクールの結果や、演奏会の成功にも繋がっていきます。

自身の吹奏楽部ライフを楽しみにながら、是非頑張ってください!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。