ギターを弾く上で良く耳にする事がある「カポタスト」
通称「カポ」という名前で耳にする事も多いかと思います。
カポタストを耳にした事がない方でも、TVやライブ等でもギターのネックの部分大きな洗濯バサミの様なモノを挟んで演奏している事を目にした事があると思います。
中にはアコギを弾く時に使うものだと思っている方もいらっしゃいますが、エレキ用のカポタストも勿論存在しています。
利用方法によってはとっても便利なモノであるカポタスト、今回はエレキ用のカポタストのオススメをご紹介致します。
エレキ用カポタストの効果
そもそもカポタストはどうして使うのでしょうか?
カポタストはギターに装着する事により弦の長さを短くすることで、さまざまなキーの楽曲を簡単に演奏できるようになります。
弾きづらいキーの曲を弾き易く変えてしまおうというのがカポタストの効果になります。
例えば「C」のキー等は弾き易いものになりますが、半音上がった「C#」のキーになると弾きづらいキーなりますよね?
カポタストを使う事でこの弾きにくいキーを変更する事なく左手のコードの押さえ方を簡単に弾き易く変えてしまう事ができるのです。
その他に弾き易く変えてしまう事で開放弦等も沢山使う事ができるようになりますのでコードを押さえる際に簡単に言えば楽になります。
ではその便利なカポタストですが、どんな種類があるのでしょうか?簡単に使う事ができるのか、できないのか次にご紹介します。
エレキ用カポタストの種類
カポタストは大きく種類で分けると3種類に分ける事ができます。種類としてはどういう構造になっているかという事で分類するモノになります。
バネ式カポ
カポタストというものは全ての弦をフレットに押さえつけるものです。バネ式のカポはバネの力を使って弦をフレットに押さえつけるものになります。構造としては簡単なものになりますので価格帯も比較的手にし易い価格になります。取り付け方も取り外し方も非常に簡単でバネで簡易的に押さえつけているイメージですのですぐに取り外しが可能です。曲の途中等でも使う事ができますので曲の後半で転調する場合等でも使い易いかと思います。ただしネジは消耗品ですので弱くなってくると新しいモノを購入する必要があります。
ネジ式カポ
ネジ式のカポはネジの力を使って弦を押さえつけるものになりますので非常に安定して押さえつける事ができるモノになります。カポタストの中ではメジャーなモノになりますのが、ある程度ネジをしっかり締めないといけないモノになりますので即取り外しをする等は難しいものにはなります。レコーディング等での利用する場合はかなり安定して使う事ができますのでオススメできます。
ベルトゴム式カポ
ベルトゴム式のカポタストは安価で手にしやすいモノになります。お試ししてみたい場合はベルトゴム式からでも良いと思います。但し取り外し等は時間を使いますので曲中に即外したり付けたりは難しいかと思います。簡易的な形で使うには十分なモノになります。
種類としては以上の大まかに3種類になります。使う用途次第で選び方も変わってきます。
カポタストをどのような用途で使いたいのか、実際には価格の問題等もあると思います。
では、カポタストをどういう基準で選べばいいのか次でご紹介させて頂きますね。
エレキ用カポタストの選び方
ではカポタストの選び方ですが、基本的にはアコギ用でもエレキ用でも選ぶポイントに置いて重要な部分は同じです。
Rに合わせて選ぶ
ギターのネックの部分を見てもらえばわかると思いますが指板の部分は平らではなく丸みを帯びているものになります。
この丸みの具合の事を「R」アールと呼ぶのですが、そのRに合ったモノを選ぶ事が一番のポイントになります。
このRの具合を無視して選んでしまうと弦をしっかりカポタストがホールドしてくれる事ができなくなりますので所謂ビビりのモトになってしまいます。カポを装着したけどビビりが出てしまったのでは意味がありません。しっかりとRに合ったカポタストを選びしっかり装着する事でカポタストの力を最大限引き出す事ができます。
使用するシチュエーションで選ぶ
どういうシチュエーションでカポタストを使うかで選ぶ事も重要です。ライブ等で使用する為に使うのであればやはりバネ式のモノを選ぶ方が取り外しが楽です。レコーディング等で使用する場合はしっかりとホールドしてくれる事が大事ですし、すぐに取り外しをする必要はありませんのでネジ式のものを使うようにする事をオススメします。どういうシチュエーションで使用したいを考えて最適なモノを選びましょう。
カポタスト自体は非常に便利なモノです。やはり楽にギターを弾く事ができると余裕を持つ事ができますので演奏の安定にも繋がります。
ではその便利なカポタストの中でもエレキ用のカポタストのオススメランキングをご紹介したいと思います。
エレキ用カポタスト初心者おすすめランキング
アコギだけではなくエレキだってカポタストは使うモノです。エレキ用のカポタストは実際に数多く販売されています。
ではそのエレキ用のカポタストのオススメのランキングをご紹介したいと思います。
第5位
G7th ULTRA LIGHT CAPO
非常に軽いカポタストになります。軽いカポタストなのですがしっかりと弦も押さえてくれますので安心して使う事ができます。重いカポタストは使いたくない方には一番のオススメとも言えます。ネジ式のカポタストになりますのでライブ等では使いにく事もあるかと思いますが軽さではナンバー1です。
第4位
KYSER ( カイザー ) / KGEB
ありとあらゆるギタリストから支持を受けるカポタストブランドKYSERのエレキギター用カポKGEB。カイザーのカポ定番のKG6シリーズよりも、サイズを少し小さくしてエレキギターに最適になるようにデザインされていますのでネックが太いギターを使っている場合は少し不向きでもあります定番であるからの安心性もあります。
第3位
PLANET WAVES NS Tri-Action Capo
エレキにもアコギにも使えるカポタストです。ワンタッチ式で簡単に装着する事ができる為広い用途でに使用が可能です。装着時のバズもないのでチューニングに影響する事もなく簡単に装着できる事ができます。
第2位
ERNIEBALL ( アーニーボール ) / AXIS CAPO GOLD 9603 ゴールド
エレキでもアコギでもどちらでも利用が可能です。このカポを2位にした理由はやはりルックスです。エレキギターで使う以上はやっぱりカッコイイものを使いたいと思います。前後で異なるRのバーを搭載しています。程よい軽さもあり使い勝手のいいカポタストになります。
第1位
SHUBB C-1
カポタストと言えばSHUBBというぐらい世界中のギタリストから愛されているカポタストメーカーSHUBBのド定番C-1。単な操作で確実なカポが可能な1タッチ・クランプ方式を採用した、世界トップレベルのカポタストです。どんなギターに対しても非常にマッチして装着でき、安定して使う事ができます。価格も高価ではなく手に入れやすい最高のカポタストです。
エレキ用のカポタストのオススメTOP5をご紹介させて頂きました。
使っているギターや用途によっても選ぶカポタストは変わってくると思いますので自分が使っているギターにどのようなカポが合うのかを考えて購入される事をオススメ致します。
まとめ
今回はエレキ用のカポタストをご紹介させて頂きました。
初心者の方でも弾き易いものを考えてランキングに致しましたので是非ご購入の際は参考にされてみて下さい。
エレキギターを弾く上でカポタストは必ず必要なモノではないかもしれません。しかし、ギターを弾く上で簡単に弾けるて余裕を持ってプレイできる事は良いパフォーマンスが出来る事の大事な要素にもなります。
どの様なジャンルの音楽をやるかによっても使いたい使いたくない等わかれるかもしれませんが一度使ってみて考えるという事もアリだと思います。
どのような用途で使うかどのようなギターに使うかを考えて自分にあったものを選択するようにしてください。