アカペラで上手にハモっているのを聴くのは鳥肌ものですよね。
アカペラで自分もハモってみたい!
と、思うものの、メインのメロディーにつられてしまって
上手にハモれない・・・というあなたに。
アカペラで上手にハモるコツをお教えしましょう
合わせて、簡単にできる練習方法、
おすすめ練習曲についても挙げておきます。
アカペラで初心者が上手にハモるコツ
ハモるとは、
ハーモニー(harmony)に接尾辞「る」をつけて動詞化したもので、
ここでは復旋律(コーラス)パートを歌うという意味ですね。
ハモりは
その部分のコード(和音)にない音だときれいに響かないので
修正も必要になりますが
基本的には主旋律の3度、時には5度、上か下を歌っていきます。
長調の場合の3度の響きは
救急車のサイレン、「ピーポーピーポー」
ミードーミードー や シーソーシーソー
5度の響きは
「キラキラ星」のはじめの2音
ドードーソーソー や ラーラーミーミー
という音の幅です。
短調の場合はもう半音幅が狭くなるところがあって
少し悲しい響きになります。
ハモりのコツとして、
まず、
主旋律であるメインのメロディを覚えてください。
それから、
ハモりのメロディの音を
きちんと取れるようにしてください。
何度も歌って、完璧に歌えるようにしてください。
そして、
メインのメロディと合わせて歌ってみてください。
はじめからは無理かもしれませんが、
耳をふさいで自分の旋律を強引に歌うのではなく、
音を重ねるとどういう響き方をするのか
を体で感じながら歌ってください。
キーボードなどで音を取りながら練習をするなら、
主旋律の音も一緒に鳴らすようにしながら
音を確認するようにしてみてください。
例えば、「ド」の音に3度上の「ミ」をハモるとき、
「ミー」と一人で歌うのではなく
「ド」に重ねた「ミ」だから
「ドミー」のような響きを意識して歌う感じです。
メインのメロディを聴いて、
それに寄り添うように歌ってください。
いつも頭から流して歌うだけでなく、
主旋律を歌ってくれる人がいるなら
1音1音、ていねいに、ハモっているか確認するのもいいですよ。
実は、基本の音(キーボードなどの音)よりも
ほんのわずかに高くしたり、低くしたりした方が
よりきれいに響くというところもあります。
ピアノなどと違って微調整できるのが声のいいところです。
明るい響きがいいのか、落ち着いた響きがいいのか
いろいろと楽しんでみてください、
音が取れるようになったら、
さらにうまくハモらせるには、主旋律を歌う人と、
音の入り方、伸ばす時間、カウントの取り方などを合わせると
よりすてきなハーモニーになりますよ。
簡単にできる練習方法
音を重なり、響きを和音進行(カデンツ)で
簡単に体験できる動画がありましたので
一緒にやってみてください。
自分のパートを覚えて、他のパートの音を聴きながら歌うと
音が重なって響く感じがよくわかると思います。
【ハモるコツ】ボイストレーナーとハモりの練習【カデンツ】
しらスタ【歌唱力向上委員会】
また、単音ですが、ハモりの練習用動画です。
3度上下、5度上下のハモリを実際に声を出して体験できます。
まじめに、ひたすら練習あるのみです。
【ボイトレ用音源】ハモり練習男声用【発声練習】
densuke
【ボイトレ用音源】ハモり練習女声用【発声練習】
densuke
ハモりの音の取り方と、最後に、ゆずの「栄光の架橋」を
ハモってくれています。
【歌うま】歌うま講座 第五弾【ハモり練習法】
PUSH TV-ぷっしゅ-
そして、次のものは
ハモり方の説明をスピッツの「チェリー」で
実践しながら教えてくれています。
【ハモる方法パート2】スピッツ、チェリーでハモる!
Daichi Beatboxer
ハモりの基本、3度上、3度下の音を
きちんと取れるように練習しましょう。
さて、次にハモりのおすすめ曲をご紹介します。
おすすめ練習曲
コブクロの「蕾」のハモり、いいですよね。
メインパート、ハモりパート、合体バージョンをそれぞれ
アップしてくれている動画です。
まず、メインパートを覚えて
合体バージョンで確認して、
ハモリパートに合わせて歌ってみてください。
そして、
ハモりのパートをしっかりと覚えて
合体バージョンで確認して、
メインパートに合わせるのに挑戦してみてください。
何度もトライ!! です。
ひとふくろ「蕾」カラオケ音源 メインパート
mihaklu2
ひとふくろ「蕾」カラオケ音源 ハモリパート
mihaklu2
ひとふくろ「蕾」カラオケ音源 合体バージョン
mihaklu2
もう一つ、コブクロの「桜」ですが
ハモりのパートの動画です。
これを何度も聴いて、歌って、しっかりと覚えてハモってください。
桜/コブクロ(小渕パート)練習用
ジャパコラ
まとめ
ハモりは、メインのメロディの3度下か3度上を歌うのが基本でした。
ハモりのメロディを何度も聴いて、歌ってしっかりと覚えて、
メインのメロディと重ねると、どういう響きをするのかもつかんで、
繰り返し練習すれば、上手にハモれるようになります。
応用編として
主旋律を歌う人と、
音の入り方、伸ばす時間、カウントの取り方などを合わせ、
ぴったり寄り添うように歌ってください。
音量バランスも考えて、メインを引き立ててあげれば完璧です。
絢香×コブクロの「WINDING ROAD (ワインディングロード)」
をかっこよく歌えるといいですね。