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ピアノ

エレクトーンの楽譜の読み方と足鍵盤の使い方を簡単に解説!大人から始めてもマスターできる


楽器っていろいろな種類がありますよね?

そして、弾く楽器によって楽譜に特徴があったりもします。

今回は、エレクトーン(電子オルガン)の楽譜の読み方について解説します!

まず、エレクトーンの簡単な説明なのですが…

エレクトーンとは、電子オルガンの一種です。

ヤマハが生産している電子オルガンはエレクトーンと呼ばれます。

なので、他のメーカーが出している電子オルガンは別の名前があります。

今回の楽譜の読み方は、基本的に電子オルガンの楽譜の読み方とも一緒になります。

エレクトーンは大人になってからでも、気軽に始められる楽器です!

楽譜の読み方をマスターして、是非始めてみて下さい!

そんなエレクトーンの楽譜の読み方、解説していきます!

では、いってみましょう!

エレクトーンの楽譜はピアノの楽譜とどう違う?

まず、ピアノとエレクトーンの楽譜の読み方の違いを説明していきたいと思います!

ピアノとエレクトーンの違いがわかると、よりわかりやすいので、まずはピアノとエレクトーンの違いを説明します!

まず、ピアノは皆さんご存じですよね?

鍵盤がズラッと並んでいて、鍵盤は一段になっています。

さて、エレクトーンはというと…

一番の特徴は、まずベースという足鍵盤がある事です!

そして、手で弾く鍵盤も最低でも2段あります!

なので、エレクトーンとは両手と足で弾く鍵盤楽器なのです!

この楽器としての違いが、楽譜の読み方の違いにも大きく関わってきます。

ピアノの楽譜は2段になっていて、その2段で曲が書かれていますね。

だいたいは上の段に書かれている部分を右手で弾く事が多く、下の段に書かれている部分を左手で弾く事が多いですね。

エレクトーンの場合は、鍵盤2段+ベースを全て楽譜に書かなくてはいけないので、2段ではたりないのです。

なので、3段の楽譜になっています。

ピアノより1段多い3段譜なのですが、この3段譜はどのように読むのでしょうか?

次にいってみましょう!

エレクトーンの楽譜の読み方を簡単に解説!

では、エレクトーンの楽譜の読み方について解説していきます。

エレクトーンとは、上鍵盤・下鍵盤・ベース(足鍵盤)の3つの鍵盤があることはわかってもらえましたか?

その3つの鍵盤で曲を弾くので、それぞれの鍵盤でどこを弾くのかを楽譜を見てわからなければいけません。

まず、エレクトーンの楽譜とは3段で書かれるという事は説明しました。

その3段譜の見方を説明します!

エレクトーン用の3段譜とはこのような形をしています。

それでは、読み方を説明します。

まず、上の2段はピアノとほぼ一緒です。

一番上の段は、基本的に右手で弾くパートが書かれています。

そのすぐ下の段は左手で弾くパートが書かれています。

(そうでない場合は、ピアノと同じく記載があります)

そして、基本的に上の段は上鍵盤で弾く事が多く、その下の段は下鍵盤で弾く事が多いです。

エレクトーンというのは、上鍵盤と下鍵盤とそれぞれ別の音色を設定することができます。

たとえば、上鍵盤はトランペットの音にして下鍵盤はストリングス(バイオリンやビオラなど複数の弦楽器の音)の音色という事ができます。

その関係もあり、曲によっては右手と左手両方を上鍵盤のみや下鍵盤のみで弾く事もあり、その場合は1番上に右手・その下の段に左手が書かれて、両方をどちらの鍵盤で弾くかわかるように書かれます。

なので、一番上の段が必ず上鍵盤でその下の段が下鍵盤とは限りません。

しかし、特に記載がなければ1番上の段は上鍵盤・そのすぐ下の段は下鍵盤で弾く事になります。

そして、ベース(足鍵盤)についてはどこに記載されるのでしょうか?

それは一番下の段です。

なので、一番下の段は足で弾く事になります。

両手だけでなくて、足も使うの!?大変そう!!と思われるかもしれませんが…

足を使う事によって、むしろ弾きやすいと感じる点もあります。

ピアノの場合、一番低音の位置が重要になってくるために左手の配置が重要になったり、左手でベースと伴奏両方を弾かないといけないケースが多いため、左手を色々と動かさないといけない曲が多くなっています。

エレクトーンの場合は、ベースは足鍵盤・伴奏は左手と役割分担する事ができるので、その分左手の負担が減る事になります。

ベースを足で弾く事によって(中上級の曲になると別ですが)左手の動く範囲もピアノ曲と比べてあまり広くなくすむ事が多いです。

中上級の曲でなければ、ベースが頻繁にあちこちに動くことはあまりないので、慣れるまでにそんなに時間はかからないかと思います。

なので、ベースに慣れたらピアノよりも右手で弾く部分により集中しやすくなると思います。

音色もたくさんあるので、色んな音色で弾きたい曲を弾く事ができますよ!

そんなエレクトーンの魅力を紹介している動画がありましたので、ぜひご覧下さい!

 

さて、エレクトーンではポピュラー曲の楽譜が多いのですが、ポピュラー曲の場合は楽譜にコードが書かれている事がほとんどです。(クラシック曲の場合は書かれません)

コードとは、簡単に説明すると伴奏の和音が一目でわかるものなのですが…

その、エレクトーンのコードの読み方を次で解説したいと思います。

エレクトーンのコードの読み方は?

ポピュラー音楽ではよく見かけるコード。

エレクトーンの楽譜でもポピュラー曲の場合は記載されています。

エレクトーンのコードの読み方ですが…

コードの読み方自体は、他の楽器と一緒です。

CならばCメジャー、CmならCマイナー、CaugならCオーギュメント、C7ならCセブン、CM7ならCメジャーセブン、CdimはCディミニッシュとなります。

○mのmがマイナー・○augのaugがオーギュメント・○7の7はセブン・○M7のM7がメジャーセブン・○dimのdimがディミニッシュです。

(コードそのものの説明は省略します)

ただ、エレクトーンの場合は弾き方に一つだけ特徴があります。

エレクトーンでは、ベースは足で弾きます。

なので、例えばConEというようにベースをミで弾かないといけない場合があります。(on~とはベースは~の音ですよという意味です)

その場合、ピアノだったらベースのミを弾いた後に伴奏を弾くとか、一番低音をミにしてそのコードの和音を弾くなどしなければいけませんが…

エレクトーンだと、足でミを弾けば、左手はそのコードの配置であれば最低音がどこかを意識しなくてもOKです。(あまりにも高い音域で弾くと、メロディ等との関係で違和感が出る事はあるかもしれませんが…)

このあたりは、ベースを弾く事に慣れてくると弾きやすさを感じるポイントです。

まとめ

エレクトーンの楽譜の読み方を簡単に解説!大人から始めてもマスターできるはいかがでしたか?

まず、エレクトーンの鍵盤は上鍵盤と下鍵盤と足鍵盤(ベース)がある楽器です。

そのため、ピアノの楽譜とはちょっと違う楽譜になっています。

エレクトーンの楽譜は3段譜です。

基本的に、一番上の段は右手・その下の段は左手、一番下の段はベース(足)で弾くパートです。

そして、特に記載がなければ一番上の段は上鍵盤・その下の段は下鍵盤・一番下はベース(足鍵盤)で弾く事になります。

そして、エレクトーンのコードについては、ポピュラー曲で見かけるコードの書き方と一緒です。

ベースを足で弾けますので、左手の和音の転回形(和音の音の配置)はあまり気にせずに弾く事ができます。

ベースに慣れる事ができれば、色んな音色で曲を弾くことのできる楽器です!

左手で和音を抑えていれば、色んなリズムでその和音を鳴らす事ができる機能もあるので、それを使えばあまり指を動かしていないけど、かっこいい伴奏が鳴ったりもするので、初心者でも楽しめますよ!

大人になってからでも、気軽に始められる楽器ですので、何か楽器を弾いてみたいなと思っているようでしたら、ぜひエレクトーンを弾いてみて下さい!