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合唱コンクール

合唱コンクール課題曲の歴代を一覧で!小学校・中学校・高校向けに分類したよ!


学生の頃、全日本合唱コンクールで歌った歌が何だったかなと懐かしく思ったことはありませんか?過去に歌った合唱コンクールの課題曲にはどんなものがあったのか、学生時代の仲間と集まった時などの話のタネにもなりそう!

そこで今回は、小学校、中学校、高校時代の全日本合唱コンクールの課題曲を歴代で一覧にしてご紹介します。

こんな曲もあったな、と懐かしく感じられることでしょう。ぜひチェックしてみてくださいね。

合唱コンクールの課題曲歴代一覧!

では、小学校、中学校、高校別に歴代の全日本合唱コンクールの課題曲を紹介していきます。

自分が歌った歌、さらには他の学校が歌った歌など、懐かしいものばかりがでてくるはずです。学生の頃の思い出がよみがえってきそう。

ぜひ、ひとつずつチェックしてみてくださいね。

小学校向け

全日本合唱コンクールの小学校部門ができるのは、2019年から。つまり今年からとなります。そのため、歴代の課題曲はありませんが、2019年の課題曲を紹介しておきます。

  • 雪の窓辺で
  • かに(「あわていきもののうた」から)
  • さくらさくら
  • 烏かねもん勘三郎(広島地方わらべうた)
  • Oculus non vidit
  • Kyrie(「Missa Brevis in D」から)

この6曲が小学校部門の2019年の課題曲です。

簡単にどんな曲なのかも、紹介していきますので、チェックしてみてくださいね。

曲名 特徴
雪の窓辺で 薩摩忠 三善晃 キラキラしたキレイな曲調
かに 木島始 木下牧子 全5曲ある「あわていきもののうた」のひとつ
さくらさくら 日本古謡 中田喜直(編曲) 誰もが聞いたことがある、歌ったことがある日本らしい曲
烏かねもん勘三郎 広島地方わらべうた 間宮芳生 地方のわらべうた、伴奏なし
Oculus non vidit Orlande de Lassus ゆったりとした曲調、ラテン語
Kyrie Benjamin Britten Oculus non vidit同様ラテン語

中学校向け

全日本合唱コンクールの中学校部門には、課題曲がありません。自由曲のみとなります。

高校向け

続いて、全日本合唱コンクールの高校向けの課題曲を10年さかのぼってみましょう。

2018年度

  • 混声 Agnus Dei (「Mass for Four Voices」から)
  • 混声 Chor der Engel
  • 混声 まいまい
  • 混声 Ⅳ(「草の上」から)
  • 男声 Kyrie (「Missa Hercules Dux Ferrarie」から)
  • 男声 Die Nacht
  • 男声 秋の夜の会話(「青いメッセージ」から)
  • 男声 春(「じゆびれえしよん」から)
  • 女声 Ego flos campi
  • 女声 Der 23. Psalm
  • 女声 麦藁帽子
  • 女声 雪(「3つのessais」から)

2017年度

  • 混声 Adorna thalamum tuum, Sion
  • 混声 Salve Regina
  • 混声 子どもは(「五つの願い」から)
  • 混声 まぶしい朝(「自戒」から)
  • 男声 Sibylla Tiburtina(「Prophetiae Sibyllarum」から)
  • 男声 Seigneur, je vous en prie(「Quatre Petites prières de Saint-François d’Assise」から)
  • 男声 葉月のお月(「わが歳月」から)
  • 男声 わたしのうた
  • 女声 Ave regina caelorum
  • 女声 Ave verum corpus
  • 女声 再会(「光る砂漠」から)
  • 女声 朱の小箱(「犀星緋歌」から)

2016年度

  • 混声 Che se tu se’il cor mio
  • 混声 Szép könyörgés
  • 混声 むらさきの(「Little by Little」から)
  • 混声 角を吹け(「印象」から)
  • 男声 Pange lingua gloriosi
  • 男声 Fölszállott a páva
  • 男声 松よ(「三つの時刻」から)
  • 男声 鷗
  • 女声 The Nightingale
  • 女声 Hegyi éjszakák Ⅲ
  • 女声 じいちゃん(「まどさんの詩によるみっつのうた」から)
  • 女声 木のように(「悲しみの意味」から)

2015年度

  • 混声 Super flumina Babylonis
  • 混声 Auf dem See
  • 混声 知覧節(「12のインヴェンション」から)
  • 混声 ねむりのもりのはなし(「ねむりのもりのはなし」から)
  • 男声 Agnus Dei (「Mass for 3 voices」から)
  • 男声 Türkisches Schenkenlied
  • 男声 おやすみ(「日曜日~ひとりぼっちの祈り~」から)
  • 男声 またある夜に(「あの日たち」から)
  • 女声 Sanctissima Maria
  • 女声 Veni Domine
  • 女声 氷雨(「冬の歌」から)
  • 女声 夏へ(「立原道造の詩による四つの心象」から)

2014年度

  • 混声 Salve Regina
  • 混声 Nachtlied
  • 混声 夜もすがら(「方丈記」から)
  • 混声 鐘(「青い小径」から)
  • 男声 Hear the voice and prayer
  • 男声 Der Gondelfahrer
  • 男声 日まわりの歌(「流氷のうた」から)
  • 男声 うたを うたう とき(「新しい歌」から)
  • 女声 O Regem coeli
  • 女声 Ave verum
  • 女声 めぐってくる五月には(「女の象(かたち)」から)
  • 女声 ゆうやけ

2013年度

  • 混声 O magnum mysterium
  • 混声 Have mercy on us, O my Lord (「4 Motets」から)
  • 混声 どうしてだろうと(「地球ばんざい」から)
  • 混声 屈折率(「幻想小曲集」(宮沢賢治の詩による)」から)
  • 男声 Memento Salutis Auctor
  • 男声 Sometimes I feel like a motherless child
  • 男声 五月の貴公子(「朔太郎の四つの詩」から)
  • 男声 水取り(「阿波」から)
  • 女声 In die tribulationis
  • 女声 The Virgin Martyrs
  • 女声 雨の犬(「この世界のぜんぶ」から)
  • 女声 きょうの陽に(「明日のりんご」から)

2012年度

  • 混声 Ego sum panis vivus
  • 混声 Sing Lullaby
  • 混声 鳥のように栗鼠(りす)のように(「無声慟哭」から)
  • 混声 受付(「さよなら、ロレンス」から)
  • 男声 O magnum mysterium
  • 男声 Linden Lea
  • 男声 松の針(「永訣の朝」から)
  • 男声 はらへたまつていく かなしみ(「秋の瞳」から)
  • 女声 In black mourn I
  • 女声 Dirge and Hymeneal
  • 女声 天使(「やさしい魚」から)
  • 女声 無門(「約束」から)

2011年度

  • 混声 O quam gloriosum
  • 混声 Der Augenblick
  • 混声 父の唄(「若者たちの悲歌」から)
  • 混声 やわらかいいのち(「あなたへ」から)
  • 男声 Si j’ay perdu mon amy
  • 男声 Dir, Seele des Weltalls
  • 男声 冬・風蓮湖
  • 男声 隕石(「恋のない日」から)
  • 女声 Lascia Filli mia cara
  • 女声 Judicabit in nationibus(詩篇110「Dixit Dominus」から)
  • 女声 [私のいのちは](「五つの心象」から)
  • 女声 けれども大地は……(「夢のうちそと」から)

2010年度

  • 混声 Ne timeas Maria
  • 混声 O magnum mysterium
  • 混声 風(「三つの無伴奏混声合唱曲」から)
  • 混声 こころの船出(「秋の瞳」から)
  • 男声 Sanctus(「Mass for 3 voices」から)
  • 男声 Si quaeris(「Laudes de Saint Antoine de Padoue」から)
  • 男声 まっさかさまなまさかのうた(「だれもの探検」から)
  • 男声 ばら・きく・なずな(「花に寄せて」から)
  • 女声 Surrexit pastor bonus
  • 女声 Salve Regina
  • 女声 露営のともしび(「白鳥」から)
  • 女声 五月のうた(「二月から十一月への愛のうた」から)

2009年度

  • 混声 Dolcissima mia vita
  • 混声 Rukous
  • 混声 風(「白秋による三つの楽想」から)
  • 混声 歩く(「百歳になって」から)
  • 男声 Gloria(「Missa Mater Patris et Filia」から)
  • 男声 Hymn
  • 男声 オーボエの雲(「五つのラメント」から)
  • 男声 海へ(「眼の森」から)
  • 女声 Duo Seraphim clamabant
  • 女声 Isten veled!(「Gyermek-és nőikarok」から)
  • 女声 機織る星(「遙かな歩み」から)
  • 女声 ほたる たんじょう(「ふくろうめがね」から)

今でも人気で自由曲で歌われる曲は?

合唱コンクールの自由曲で歌う曲。これを決めるのはとっても迷ってしまいます。というのも、合唱曲はとにかくたくさんあるから。ということで、今まで自由曲で歌われた曲の一部をご紹介します。知っている曲もあるかもしれませんよ!

小学校

全日本合唱コンクールの小学校部門は2019年からのため、全日本合唱コンクールで歌われた自由曲はありませんが、その他の合唱コンクールなどでよく歌われる曲の一部を紹介してみますね。

  •  恐竜が来たぞ!(同声合唱組曲「地球が輝くために」より)
  • はじまりはひとつのことば
  • 地球のてっぺん(少年少女のための合唱曲集「地球のてっぺん」より)
  • ああ ひまわり
曲名 特徴
恐竜が来たぞ! 終わり方が独特!小学生が好きそう!
はじまりはひとつのことば 不安定そうな部分が逆にそそられる曲
地球のてっぺん 小学生には難しそうな印象がある曲
ああ ひまわり 高音がキレイな印象がある曲

中学校

続いて、中学校部門の自由曲で歌われたことがある曲の一部をご紹介します。

  • 混声合唱のための Agnus Dei = 空海・真言・絶唱
  • 星(無伴奏混声合唱のための「うたおり」より)
  • 2nd scene : My Dream (わたしのゆめ)(夢の木(地球歳時記より)~二群の同声合唱とピアノのための~)
  • 2nd Scene(二群の童声(女声)合唱とピアノのための「森へ」より)

ほんの一部ですが、4曲だけあげてみました。

中学校部門は、混声合唱の部と同声合唱の部に分けられるため、学校によって出場する部門が異なります。

曲名 特徴
Agnus Dei = 空海・真言・絶唱 キレイな曲調でありながら、迫力もある聞きごたえある曲
美しい曲。無伴奏ではありますが、流れるような曲
My Dream (わたしのゆめ) 伴奏の難易度が高い印象
「森へ」より 2nd Scene 光が差し風が吹き抜けていくようなストーリーを感じる曲

やはり中学生ともなると、曲のレベルも高くなってきますね。

高校

小学校、中学校に続いて、高校部門の自由曲で歌われたことのある曲をご紹介していきます。ちなみに、高校は人数によりAの部とBの部に分かれます。

  • 地上楽園の午後(混声合唱とピアノのための「地上楽園の午後」より)
  • 立ちつくす(混声合唱とピアノのための「4つの小品」より)
  • 私が歌う理由(混声合唱のための「地球へのバラード」より)
  • 月色の羽音 -歌のゆくえ-(無伴奏女声合唱のための「風のこだま・歌のゆくえ」より)
曲名 特徴
地上楽園の午後 やはり高校生ともなると難易度が上がっている印象。迫力もある
立ちつくす キレイな曲調で進んでいく印象
私が歌う理由 波がある曲。強弱の差があるので、聞きごたえがある印象
月色の羽音 -歌のゆくえ- 女声合唱だけあり、高音が響きキレイ。無伴奏ならではのキレイさもあり。

簡単にではありますが、小学校、中学校、高校の自由曲で歌われたことのある曲の一部を紹介してきました。知っている曲はありましたでしょうか?

少人数編成で人気の曲は?

少人数で活動している合唱団体もたくさんありますよね。少人数の場合は、少人数に合った曲を選択する必要があります。そして、その選択を間違わなければ、大人数の合唱団体にも負けない力を発揮できるはずです。では、少人数編成でも歌われる合唱の曲をみていきましょう。

まず紹介したいのが、「生きる」という曲。全日本合唱コンクールではないのですが、他の合唱コンクールに6名で挑んだ学校が自由曲として選択した曲です。6名となると、他の団体に迫力で勝つことは難しくなりますよね。ですが、6名での素敵な合唱は、聞く人を魅了し鳥肌を立たせたとして話題になったのです。

また、「戦場」(無伴奏混声合唱のための『うたおり』より)は、少人数でありながらも聞きごたえがある曲です。ちなみに、混声四部の合唱の曲。

「贈物」(アポリネールの詩による四つの無伴奏混声合唱曲『白鳥』より)も、16人以下の少人数編成の合唱団でよく歌われる曲です。

このように、少人数編成でも歌える曲はたくさんあります。また、少人数だからこその魅力もあるので、大人数編成の迫力に負けずに挑むことができますよ!

まとめ

今回は、全日本合唱コンクールの歴代課題曲、さらには自由曲の一部や少人数編成でおすすめの曲を紹介してきました。知っている曲はいくつありましたか?

学生の頃を懐かしく思い出すこともできたかもしれません。合唱の曲は数多く存在しており、どの曲もそれぞれ特徴があって魅力的。もしこれからも合唱と関わることがあれば、ぜひ紹介した曲にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。