本ページはプロモーション(広告)が含まれています。

オーボエ

オーボエリードナイフ・砥石の選び方とおすすめ商品!リードナイフの研ぎ方も詳しく


オーボエの完成リードの調整や、リードメイキングに興味が出てきたら、気になるのはリードナイフ

自分の手にフィットする良いナイフを買えば、砥石で研ぎながら長く愛用していくことができます。でも高額なものですと数万円するものあり値段に幅がありますね。

今回は、オーボエリードナイフの選び方や値段、砥石を使ったメンテナンス方法についてご案内します。

オーボエのリードナイフの選び方

オーボエリードナイフ」と言っても種類が多く値段も色々あって、どれを選んだらいいか迷いますよね。

手持ちの刃物で代用できないか」と考える方も多いでしょう。

まずはオーボエリードナイフの選び方をご案内します。

オーボエのリードナイフの種類

オーボエのリードを一から作ろうとするときは、段階に応じて何種類かのナイフを用意する必要があります

具体的には、

オーボエのリードを一から作るときに必要なナイフ

  • 荒削り用
  • 調整用
  • 仕上げ用

その他、練習場など自宅以外で使う携帯用の小型ナイフを持つ人もいます。

既製品の完成リードを調整する程度なら、まずは調整用を1本用意するといいでしょう。

リード専用ナイフがおすすめ

どんな刃物でも使えるかというと、リードは柔らかいですし使えないことはないのでしょうが、効率仕上がりの点では、専用ナイフがおすすめです

  • 刃が薄すぎると、ほんの少ししか削れず効率が悪い
  • 刃が厚すぎると、微調整が効かない
  • ナイフが軽すぎると、安定しない
  • ナイフが重すぎると、すぐに疲れてしまう

慣れた人であれば「これはリード削り用として使えそうだ」と感覚的にわかるかもしれませんが、初心者がたくさんの刃物の中からリードに適したナイフを選ぶことは、ハードルが高そうですね。

そのため、

リード削り専用ナイフを購入することがおすすめ

なのです。

リード専用ナイフなら完成リードの微調整はもちろん、本格的なリードメイキングの時にも使うことができます。

次は、おすすめナイフとその値段についてご案内します。

おすすめナイフと値段は?

実際に触ってみて感触や重さを確認できるといいのですが、リードナイフを扱っているのは、楽器店でもそう多くはありません

また「近くにお店がない」という方もいるでしょう。その場合は、ネット購入が便利です。

通販でも比較的入手しやすくて、完成リードの調整にもリードメイキングにも使える、おすすめリードナイフをご紹介します。

アンドウ

出典:Amazon.co.jp

海外のダブルリード奏者にも人気の国産リードナイフ。職人のフルハンドメイドモデルもありますが、スタンダードな木製の柄のタイプが使いやすいでしょう。

Amazonでの価格は2019年2月現在で¥13,357(税抜)です。

ナガマツ

出典:長松管楽器研究所

高級高速度鋼(ハイス)を使用したリードナイフ。刃持ちがいいので、長く安定して使用できます。

長松管楽器研究所のWebサイト上の価格は2019年2月現在で¥30,000(税抜)です。

リーズンスタッフ

出典:MIKIGAKKI.COM

替刃式のリードナイフ。刃を取り替えることでいつでも切れ味をキープできます。初回購入時、替刃10枚付き。

三木楽器Wind Forestでは、2019年2月現在¥14,351(税抜)で販売されています。

続いて、リードナイフのメンテナンス道具「砥石(といし)」について、チェックしていきましょう。

リードナイフの砥石の選び方は?

せっかく買ったリードナイフですから、きちんとメンテナンスをして長持ちさせたいですよね。

リードナイフに限らず、刃物は切れ味が鈍ったら、研ぐ必要があります。

研ぐための長方形の道具「砥石(といし)」についてご案内します。

砥石には表面の粒度(ざらざら度、目の粗さ)の大きさによって数種類あります。数字(番手)が大きくなるにつれて粒度は細かくなります。

荒砥石 刃欠けや刃の角度修正などを行う砥石。#80〜#400
中砥石 最も一般的な砥石。#600〜#2000
仕上げ砥石 より鋭く研ぎたい場合に使用する砥石。#3000〜#6000
面直し砥石 砥石を平らに保つために使う砥石。

※数字(番手)は目安です。

初心者はまず#1000程度の中砥石とメンテナンス用の面直し砥石を用意するといいでしょう。ある程度慣れてきたら、仕上げ砥石も併用するとさらにナイフが使いやすくなります。

初心者が用意するべき砥石

  • #1000程度の中砥石
  • メンテナンス用の面直し砥石
  • (あれば)仕上げ砥石

 

おすすめ砥石と値段は?

オーボエリードナイフを研ぐ時には、一般的な家庭用(包丁用)砥石が使えます。価格は¥1,000台〜あるので使い勝手の良い大きさ、仕様のものを選ぶといいでしょう。

キング砥石 キングデラックス ハンディサイズ

出典:Amazon.co.jp

携帯に便利なハンディサイズ(150×50×25mm)の砥石(#1000)。オーボエリードナイフの刃はそれほど大きくないので、このサイズでも十分に使えるでしょう。

Amazonでの価格は2019年2月現在で¥1,143(税抜)〜です。

貝印 中仕上砥石(#1000)

出典:Amazon.co.jp

底面にゴムパーツを取り付けた滑りにくい研ぎ台と、#1000砥石がセットになったシンプルで使いやすい商品。

Amazonでの価格は2019年2月現在で¥1,296(税抜)〜です。

スエヒロ キッチン両面砥石(仕上/中) 水受け斜台付き SKG-34

出典:株式会社 末広

砥石専門メーカーの家庭用砥石。#1000#3000両面仕様研ぎ台、研ぎ汁受け付きで周囲を汚さず作業を進めることができます。

Amazonでの価格は2019年2月現在で¥3,055(税抜)〜です。

では、これらの砥石を使って、オーボエリードナイフを実際に研ぐ時の注意点についてチェックしていきましょう。

研ぎ方の注意点は?

リードナイフ の研ぎ方は、各種ナイフを研ぐ方法と同じです。
解説動画も多いので、探してみるとわかりやすいでしょう。

※天然石の砥石や、水が不要な砥石も一部ありますが、最も一般的な水砥石についてご説明します。

準備しておくもの

オーボエリードナイフを研ぐために、揃えておくものは以下です。

  • 砥石…#1000程度のものを水につけておく。表面に凸凹がある場合には面直し砥石で整えておく。
  • 砥石台…砥石を置く台は安定した水平な場所に設置します。滑り止めがついているものもありますが、ない場合は濡れ雑巾などを敷き、台が動かないようにしましょう。
  • 雑巾…台に置く以外に刃を拭くための雑巾が必要です。
  • 水を入れておくものバケツなどに水を張っておきます。砥石は常に濡れた状態にしておかないとスムーズに動きませんし、摩擦熱が発生しナイフにダメージを与えます。そのため水をかけながら研いでいきます。

下記の他に、周囲が汚れないように新聞紙などを敷いておくといいでしょう。手も汚れるので、水道が近くにある場所で作業するのがベストす。

やり方のポイント

実際に研ぐ場合の注意点をまとめました。

  • 角度を一定にキープ
    刃先が浮くと上手に研げないので、ナイフの刃を砥石に押し付けて浮かないようにキープすることが重要です。刃先に力が入るようにナイフを持ちましょう。
  • 大きく動かさない
    大きく動かすと失敗する確率が高まります。5センチ程度ゆっくり前に押し出す感じで研いでいきます。
  • バリ(返り)をとる
    表を5〜10回研いだら、裏返しにして1、2回こすりバリを取ります。これを数回、繰り返します。

最初は難しくても、慣れていけば綺麗に研げるようになりますよ。あまり思い詰めず、楽しみながらやっていくのがコツです。

まとめ

オーボエの演奏ライフには欠かせないリードナイフ砥石

種類や値段についてご理解いただけましたでしょうか。

包丁の切れ味で料理の味が違う」といいますよね。

リードナイフも同じで、切れ味でリードの仕上がりが格段に違ってきます。

仕上がりの良いリードを使えば、きっと良い演奏ができるでしょう。

丁寧にメンテナンスすればリードナイフは長持ちしますから、良い状態をキープするために、研ぎ方をぜひ覚えてくださいね。